「アクティブシニア」と呼ばれる中高年を中心に日本でも空前の大ブームとなっている山登り。夫のため、子どものために人生を捧げてきた83歳の主婦イーディが、人生の終盤を迎え、長年の自分の夢を叶えるべく、スコットランドの山を目指す感動作『イーディ、83歳 はじめての山登り』が2020年1月下旬より、シネスイッチ銀座ほかにて全国順次ロードショーとなる。
新たな一歩を踏み出すことの喜びと、年齢にかかわらずにチャレンジすることの大切さを描く本作。この度、約2分間の予告編が解禁となった。
予告編は、30年間夫の介護に人生を捧げてきた83歳の主婦イーディが、夫の死後、町のフィッシュアンドチップス屋で店員から「何も遅すぎることはないさ」と言葉をかけられたことで一念発起し、幼い頃からの憧れだった山に登ろうと思いたつシーンで始まる。頑固で誇り高い英国婦人イーディがロンドンを離れ、夜行列車カレドニアン・スリーパーに乗ってスコットランドへ向かい、スイルベン山に登るため、地元の青年ジョニーに指導を受けながら、初の登山にチャレンジする姿がユーモラスに描かれていく。
そして、この予告編でナレーションを務めるのは、人気ドキュメンタリー番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」(NHK)などナレーターとしても活躍する俳優・映画監督の田口トモロヲさん。田口さんの淡々とした語り口でありながらも、“挑戦者”をあたたかく見守るような優しさあふれる声が、全編をつつむ感動的な予告編となっている。
ストーリー
30年間、夫の介護にあけくれてきた83歳のイーディ。そんな苦労も娘には理解してもらえず、老人施設への入居を勧められている。ある日、町のフィッシュアンドチップス屋で追加オーダーが可能か尋ねたイーディに、「何も遅すぎることはないさ」と笑顔で返した店員の言葉に閃いた彼女は、かつての夢だったスコットランドのスイルベン山に登ることを決意。それは、これまで家族のために生きてきたイーディが、初めて自分のために踏み出した一歩だった。住み慣れたロンドンを離れ、夜行列車でスコットランドへ向かったイーディは、偶然出会った地元の登山用品店の青年ジョニーをトレーナーに雇い、山頂を目指すべく訓練を始める。誇り高く頑固なイーディは、ジョニーと衝突を繰り返すが、彼の丁寧な指導のもと、登山グッズの使い方を覚え、山頂までのルートを確認し、人に頼ることの大切さも学んでいく。準備を整え、イーディはついにスイルベン山へ――。
第42回クリーブランド国際映画祭 国際映画賞受賞
第13回バークシャー国際映画祭 審査員賞受賞
作品タイトル:『イーディ、83歳 はじめての山登り』
出演:シーラ・ハンコック(『縞模様のパジャマの少年』『愛をつづる詩(うた)』、ケヴィン・ガスリー(『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『ウイスキーと2人の花嫁』)、ポール・ブラニガン(『天使の分け前』)、エイミー・マンソン(『T2 トレインスポッティング』)、ウェンディ・モーガン(『クリスタル殺人事件』)
監督・脚本:サイモン・ハンター
2017年/イギリス/英語/102分/シネスコサイズ
原題:Edie
後援:(公社)日本山岳・スポーツクライミング協会、ブリティッシュ・カウンシル
配給:アット エンタテインメント
公式サイト:www.at-e.co.jp/film/edie/
公式Twitter:@edie83jp
公式Facebook:@edie83jp
公式Instagram:edie83jp
コピーライト:(c) 2017 Cape Wrath Films Ltd.
2020年1月下旬、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開予定
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