様々なテーマを愛と毒のある切り口で、数々のコラムを世に送り出してきた高山真の自伝的小説を、鈴木亮平主演、宮沢氷魚共演で映画化、松永大司監督がメガホンを取った『エゴイスト』が2023年2月公開となることが決定し、場面写真と特報映像が解禁された。
まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔(鈴木亮平)。最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太(宮沢氷魚)。解禁された場面写真には、2人が並んでコーヒーを片手に微笑んでいる、幸せな時間を切り取られている。
また特報映像では、龍太が浩輔にキスをするシーンから始まり、龍太の髪を乾かす浩輔、龍太のことを「なんかね。ピュア。」と好意を寄せる浩輔、幸せそうな笑顔で手を振る2人、手にハンドクリームを塗ってあげる浩輔の様子が捉えられ、浩輔による献身的な愛と、誰かを心から愛することを知った幸せそうな龍太との時間が映し出されている。
だが、最後のシーンで「僕は愛がなんなのかよくわからないです」という浩輔のセリフを残し、特報映像は終わる。いったい愛がわからないと伝えた理由は何なのか。タイトルの『エゴイスト』という単語のように浩輔の独りよがりの愛が故の一言なのか…。ますます二人の物語に惹きつけられる本作に、引き続きご注目を。
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原作者・高山真プロフィール
東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる傍ら、エッセイストとして活躍。著書に「恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ」(小学館)、「羽生結弦は助走をしない誰も書かなかったフィギュアの世界」(集英社)、「愛は毒か 毒が愛か」(講談社)など。2020年没。
https://dps.shogakukan.co.jp/egoist
ストーリー
14歳で母を失い、田舎町でありのままの自分を隠して鬱屈とした思春期を過ごした浩輔。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。惹かれ合った2人は、時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。
作品タイトル:『エゴイスト』
出演:鈴木亮平 宮沢氷魚
監督・脚本:松永大司
脚本:狗飼恭子
原作:高山真「エゴイスト」(小学館刊)
音楽:世武裕子
企画・プロデューサー:明石直弓
プロデューサー:横山蘭平 紀嘉久
ラインプロデューサー:和氣俊之 撮影:池田直矢 照明:舘野秀樹
サウンドデザイン:石坂紘行 録音:弥栄裕樹 小牧将人 美術・装飾:佐藤希 編集:早野亮
LGBTQ+inclusive director:ミヤタ廉
スタイリスト:篠塚奈美 ヘアメイクデザイン:宮田靖士
ヘアメイク:山田みずき 久慈拓路 助監督:松下洋平 制作担当:阿部史嗣
制作プロダクション:ROBOT
製作:「エゴイスト」製作委員会(東京テアトル/日活/ライツキューブ/ROBOT)
R-15
製作幹事・配給:東京テアトル
公式サイト:www.egoist-movie.com
公式Twitter:@egoist_movie
コピーライト:(C) 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年2月全国公開
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