『EIFFEL(原題)』来年3/3公開決定&場面写真が解禁!「フランス映画祭2022 横浜」オープニング作品として日本初上映

ロマン・デュリス主演映画『EIFFEL(原題)』が、2023年3月3日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開することが決定し、併せて場面写真が解禁された。

本作は、フランスの首都・パリの象徴的な名所にして誰もが知る世界遺産・エッフェル塔――危険の伴う壮大な建築物の設計に挑戦したギュスターヴ・エッフェルが成功を掴む影で、ある女性への秘められた想いを情熱的かつ、大胆に創作したヒューマン・ラブストーリー。

また、今年30周年を迎える「フランス映画祭2022 横浜」(12月1日~4日開催)のオープニング作品として本作が日本初上映されることが決定し、加えて、オープニングセレモニーにはマルタン・ブルブロン監督と主演ロマン・デュリスの来日登壇も決定した。

世界で最も有名な観光名所の一つにして、芸術の都パリのシンボル〈エッフェル塔〉。この“パリの顔”が、「パリ万国博覧会」の最大の呼び物として建造されたのは、1889年のこと。高さ300m・100%鉄製という、当時としては異例尽くしの建造物の設計に挑んだのは、ニューヨークの自由の女神の制作者としてすでに名声を獲得していたギュスターヴ・エッフェルだった。

彼が制作指揮をとり華々しいスタートを切ったのも束の間、完成までの日々は、いばらの道だった。環境や景観破壊を理由に、パリ市民や芸術家、バチカン教皇までが大々的な反対キャンペーンを巻き起こし、まさかの“大炎上”案件のうえ、資金も不足し、このままでは建造中止という事態にまで突き進んでしまう。いかにして、ギュスターヴ・エッフェルは、ひとつひとつの難題をクリアしていったのか?どうして、途中であきらめなかったのか?

製作陣は実在するある女性から想像の翼を広げ、“彼の偉業を成し遂げる原動力には、生涯忘れられない愛する人への想いがあった”という美しい物語に仕上げた。

ギュスターヴ・エッフェルに扮するのは、日本映画をリメイクした『キャメラを止めるな!』のほか、『真夜中のピアニスト』や『タイピスト!』でも印象的な演技を残すロマン・デュリス。エッフェルと情熱的な恋愛に身を投じるアドリエンヌには、『ナイル殺人事件』に続き、実写版『バービー』への出演も決まったエマ・マッキー

監督・脚本は、新型コロナウィルス感染拡大後のヨーロッパ映画としては最大規模の2023年公開予定の超大作「三銃士」映画化の監督に抜擢されたマルタン・ブルブロン。壮麗な音楽は、『グランド・ブダペスト・ホテル』と『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞(R)に輝いたアレクサンドル・デスプラが担当する。

ストーリー
アメリカ〈自由の女神像〉の制作に協力したことで大いなる名声を獲得した、ギュスターヴ・エッフェル(ロマン・デュリス)。世間では3年後の1889年に開催される「パリ万国博覧会」の話題でもちきりだった。そのシンボルモニュメント制作のコンクールには全く興味のなかったエッフェルだが、パーティーの席で大臣から強く参加を要請される。さらに、久しぶりに再会した友人で記者のアントワーヌ・ド・レスタック(ピエール・ドゥラドンシャン)の妻・アドリエンヌ(エマ・マッキー)から「大臣と同感です。ぜひ見てみたい。野心作を」と言われたエッフェルは突然、「ブルジョワも労働者も皆が楽しめるように、パリの真ん中に300mの塔をすべて金属で造る」と宣言する。実は初対面のふりをしたレスタックの妻は、エッフェルにとって忘れられない女性だった――。

作品タイトル:『EIFFEL(原題)』
出演:ロマン・デュリス、エマ・マッキー、ピエール・ドゥラドンシャン、アルマンド・ブーランジェ、ブルーノ・ラファエリ
監督:マルタン・ブルブロン
脚本:カロリーヌ・ボングラン
音楽:アレクサンドル・デプラ
編集:ヴァレリー・デシネ
美術:ステファン・タイアゾン
2021年│フランス・ドイツ・ベルギー│フランス語│108分│シネスコ│字幕翻訳:橋本裕充│R15
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ

コピーライト:(c)2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films 

2023年3月3日(金)新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

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