あの「エマニエル夫人」が現代に『エマニュエル』2025年1月公開決定　日本版ポスター＆予告解禁

映画『エマニエル夫人』から50年、全てが現代に刷新され生まれ変わった映画『EMMANUELLE』が、『エマニュエル』の邦題で2025年1月10日(金)より日本公開されることが決定し、日本版ポスターと予告編が解禁された。

エマニエル・アルサンによる官能文学「エマニエル夫人」は、1974年にジュスト・ジャカン監督×シルヴィア・クリステル主演で映画化され、全世界で話題に。日本では、官能シーン満載にも関わらず一般映画として公開され、大ヒットを記録した。

それから50年の時を経て生まれ変わらせたのは、前作『あのこと』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、ルミエール賞作品賞を受賞し、英国アカデミー賞、セザール賞の監督賞にノミネートされたオードレイ・ディヴァン監督。

主演を務めるのは、『燃ゆる女の肖像』、『TAR／ター』など多くの話題作に出演したノエミ・メルラン。共演は『インポッシブル』でアカデミー賞(R)にノミネートされたナオミ・ワッツや、配信ドラマ「Giri／Haji」への出演や『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』の監督などで注目されたウィル・シャープ、『ハリー・ポッターと死の秘宝　PART1』、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のジェイミー・キャンベル・バウアー、『インファナル・アフェア　無間序曲』の香港の国民的俳優アンソニー・ウォンら国際色豊かなキャスト陣。

この度解禁された日本版ポスターと予告編では、ノエミ・メルラン扮する“新生”エマニュエルの姿が披露される。

ポスターでは彼女が裸体でベッドに横になる様子が切り取られ、エロティックに魅了しながらもどこか儚さも感じさせる上品さが漂い、かの有名な籐椅子に腰かけ挑発的な視線を送るあのエマニエル夫人とはまた異なる魅力が印象的だ。

予告編では、彼女が仕事で滞在しながら査察をすることになった香港の高級ホテルで、謎の男ケイ・シノハラ（ウィル・シャープ）と出会い興味を惹かれ、さらにはホテルに集う妖しげな人々と交流を重ねることで、自身の内なる欲望を解放させていく様子がサスペンスフルに描かれている。

飛行機内で男性を誘い、現地で出会う女性から性の手ほどきを受けるカットは、かつての『エマニエル夫人』を彷彿とさせるが、今作では舞台をバンコクから香港のラグジュアリーなホテルに移し、夫人だったエマニュエルは仕事を持つ自立した1人の女性となり、心揺らしながらも、自身の＜快感＞を追い求め行動する様子が描かれている。

第72回サン・セバスティアン国際映画祭でオープニング作品としてワールド・プレミアが行われ話題を呼んだ本作。日本では11月1日(金)夜に第37回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門でのアジアン・プレミアも決定しており、上映後にはオードレイ・ディヴァン監督が来日してのトークも行われる予定だ。

ストーリー
エマニュエルは仕事でオーナーからの査察依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながらその裏側を調べ始めるが、ホテル関係者や妖しげな宿泊客たちとの交流は、彼女を禁断の快楽へといざない――。

『エマニュエル』
出演：ノエミ・メルラン、ウィル・シャープ、ジェイミー・キャンベル・バウアー、チャチャ・ホアン、アンソニー・ウォン、ナオミ・ワッツ
監督：オードレイ・ディヴァン
原案：エマニエル・アルサン著「エマニエル夫人」
脚本：オードレイ・ディヴァン、レベッカ・ズロトヴスキ
配給：ギャガ
(C) 2024 CHANTELOUVE – RECTANGLE PRODUCTIONS – GOODFELLAS – PATHÉ FILMS

公式サイト：gaga.ne.jp/emmanuelle/

2025年1月10日（金）TOHOシネマズ 日比谷他全国公開