その巧妙かつ驚きのラストで話題となり、カルト的人気を誇る『エスター』(2009年日本公開)の前日譚(エピソードゼロ)を描いた最新作『エスター ファースト・キル』が2023年3月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開となることが決定し、ティザービジュアルと超特報映像が解禁された。
裕福な一家、コールマン家が孤児院からエスターを養子に迎えるところから始まった前作『エスター』。彼女は聡明で画才もあり、家族に喜びを持って受け入れられ、親子として幸せな関係を築いていく…はずだった。彼女の真実を知った時、物語は予想できないラストへと突入していき、その結末の恐怖が話題となった。
実はエスターは、コールマン家の養子になる前に、別のある一家で養子として引き取られていたことが前作で言及されている。そこで何が起こったのか過去に関してはわからずじまいだったが、その「ある一家」が本作『エスター ファースト・キル』の主戦場となるオルブライト家。エスターとオルブライト家の物語は、またもや我々の予想と常識を遥かに超え、前作を凌ぐ衝撃が待っているのだった…。
監督は『ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~』(20)のウィリアム・ブレント・ベルが務め、脚本を『パラサイト 禁断の島』(19)のデヴィッド・コッゲシャルが手がけた。
主演は前作と同じくイザベル ・ファーマンのほか、オルブライト家の母親役に『ボーン』シリーズ(02~07)のジュリア・スタイルズ、父親役には『逆行』(15)のロッシフ・サザーランド、息子役に『傲慢な花』(22)のマシュー・アーロン・フィンラン、そして事件に関わる刑事役には『GODZILLA ゴジラ』(14)のヒロ・カナガワが出演する。
前作『エスター』は、ラストの大どんでん返しで世界中の人々に衝撃を与え、映画公開後にまるで映画を模倣犯にした様な実際の事件も起こるという怪異も加えられ、「人怖」ホラーの代表作として映画界に強烈なインパクトを与えた、今なおホラーの傑作として君臨している作品。
そしてこの度、待望の最新作が公開となるが、驚くべくは、当時12歳で同年代のエスターを演じたイザベル・ファーマンが、本作『エスター ファースト・キル』でもエスター役を続投しているということである。25歳になったイザベルがどのようにして子供のエスターを演じるのか、その姿が子供にしか見えないという演出にも注目してほしい。
この度解禁されたティザービジュアルには、エスターの後ろ姿が全面に写し出されており、ピンクの洋服に身を包み可愛らしい仕上がりだが、目を引くのは左肩の血痕、さらには「また、会えるね。」とエスターからのメッセージととれるコピーにより、“可愛い”と“怖い”が同時に襲ってくる1枚となっている。
超特報映像は、「衝撃のラストから14年 あの娘が帰ってきた」というコピーで幕を開ける。一人ブランコをこぐ幼い少女。警官に「名前は?」と聞かれ顔を上げると…。その子は14年前世界中の人々に衝撃を与えたあの“エスター”だった…。
14年の時を経て帰ってきたエスターが紡ぐ、新しい恐怖の物語とは。前作を遥かに凌ぐ衝撃に期待が高まる。
ストーリー
裕福な一家、オルブライト家には4年前に行方不明となった一人娘のエスターがいた。だがある日、警察からエスターが見つかったという朗報が入る。父、母、兄は数年振りの再会という信じられない奇跡にこの上ない喜びを感じ、成長したエスターを迎え入れる。当時6歳だった彼女は時をへて10歳になっていた。これから幸せな生活が始まる…そう思っていた。この娘が、どこかが変だと気づくまでは。
作品タイトル:『エスター ファースト・キル』
出演:イザベル・ファーマン ジュリア・スタイルズ ロッシフ・サザーランド マシュー・アーロン・フィンラン
監督:ウィリアム・ブレント・ベル
脚本:デヴィッド・コッゲシャル
原案・製作総指揮:デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
プロデューサー:アレックス・メイス/ハル・サドフ/イーサン・アーウィン
(アメリカ/99分/R-15/カラー/5.1ch)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト:https://happinet-phantom.com/esther/
公式Twitter:@esther_movie
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2023年3月 TOHOシネマズ日比谷 他全国ロードショー