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映画『フェイブルマンズ』スピルバーグ監督と28作目のコラボ!作曲家、ジョン・ウィリアムズの歴史に迫る特別映像到着

フェイブルマンズ

巨匠スティーヴン・スピルバーグが“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作『フェイブルマンズ』より、特別映像が解禁された。

映画史にその名を刻んできた巨匠スティーヴン・スピルバーグの自伝的作品である本作を豊かな音楽で彩るのは、偉大なる作曲家ジョン・ウィリアムズ。解禁されたのは、そんな映画界を代表する名コンビの半世紀にわたる歴史に迫った特別映像。

映像は、「ジョンとまた組めるなんて運命に感謝だ。彼とは50年の仲で“フェイブルマンズ”はそれを記念する作品だ。」と開口一番にスピルバーグが語るシーンから始まる。続けて、若かりし頃の二人の貴重な写真も流れる中、先日2月8日にめでたく91歳を迎えたウィリアムズについて「彼はこの地球の宝だよ」と語り、これまでに『シンドラーのリスト』『ジョーズ』『E.T.』など過去27作品ものタッグを組んできた名コンビの絆を覗かせる。

フェイブルマンズ

そんなウィリアムズがスピルバーグに初めてピアノで聞かせたのは恐怖を煽る特徴的なメロディが特徴の『ジョーズ』の音楽だったそうで、当時を回顧しながらいたずらっぽく微笑み、ウィリアムズがインタビュー中に実際に弾いてみせる場面も。また、他にも『未知との遭遇』や『E.T.』など、今も名作として語り継がれ、多くの人たちに愛される作品の秘話についても触れており、映画ファンが決して見逃すことの出来ない貴重な映像に仕上がっている。

長年にわたって両親や家族とも面識があり、公私ともに関係の深い関係であるウィリアムズが生み出す唯一無二の楽曲について、スピルバーグは「ジョンは私の映画に多大なる貢献をしてくれた。彼の音楽は映像に溶け込む。シーンにぴったり合うんだ。“良作”とされる映画では音楽が映像の邪魔をしてない。逆に映像が音楽より目立つこともない、音楽と映像の調和が絶対条件だ。音楽と脚本それぞれの物語が合致する必要がある。ある意味ジョンは脚本家だ。彼が音楽的な視点からリライトした脚本を私が映像化する」と語り、続けて「『インディ・ジョーンズ』の音楽もいいが『シンドラーのリスト』はジョンの最高傑作だ。彼の音楽は国境を越える。映画音楽という枠を超え生き続ける」と半世紀近い付き合いを持つ親友に対し、最上級の賞賛を送っている。

フェイブルマンズ

また、本作の楽曲をスピルバーグが初めて聞いた際には涙が零れ落ちていたようで、「“母と子”をテーマにした曲を弾いた時にスティーヴンが無言になった。彼はそこに立って静かに涙を流していたよ。“不意を突かれた”と言っていた。その様子を見ていて私も感動したよ」という感動的なエピソードも披露。

これまでにアカデミー賞(R)5回、グラミー賞25回、英国アカデミー賞7回、ゴールデングローブ賞4回という驚異的な受賞歴を持ち、さらに先日発表された第95回アカデミー賞(R)へもノミネートを果たしているウィリアムズ。お互いに絶大な信頼を寄せあい、半世紀に渡って人々に感動を与え続けるまさに奇跡のような二人が新たに生み出した本作、そして彼が奏でる心の琴線に触れるような豊かなメロディをぜひ劇場でご堪能いただきたい。

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