ショーン・ペン監督最新作『フラッグ・デイ 父を想う日』の公開日が、12月23日(金)に決定、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開となる。あわせて新たな場面写真が解禁された。
本作は、大好きな父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を映画化。アカデミー賞(R)主演男優賞を2度受賞した名優ショーン・ペンが、構想15年をかけて監督・主演を果たした。ショーンが演じるジョンの娘ジェニファーには彼の実娘であるディラン・ペン。
全米が祝福するアメリカ国旗制定記念日“フラッグ・デイ”に生まれたジョンは、自分は生まれながらにして祝福されていると感じ、特別な存在として成功する当然の権利があると信じていた。それは彼の人生を大きく左右し、父と娘の重要な日になる。温かく正しいものだけが家族の絆ではなく、問題を抱えた不完全な人間を愛することができる美しさでもあると、観る者の心を激しく揺さぶる真実の物語。
ショーンは、最初に脚本を読んだ時から本作を撮りたいと思っていたとし、さらにこの物語について「家族の繋がりを描く物語に激しく心を揺さぶられた。これはすべての人が、人生に存在する様々な馴染みのあるテーマを見出すことのできる物語だと思う」と讃え、物語への愛着がこれまで取り組んだことのない監督と主演を同時にこなす決断をもたらしたという。
解禁となった場面写真は、娘と父が辿った20年近くにもおよぶ日々を切り取ったもの。ジェニファーとジョンが久しぶりに一緒に出かける姿を捉えたショーンとディランの父娘2ショットシーンをはじめ、ジョンがたったひとりで膨大な枚数の贋札を作っている衝撃的な場面や、ジョンと別居する母とジェニファーたち子どもを気にかけサポートする伯父ベックを演じるジョシュ・ブローリンの姿も捉えている。
この中でひと際強い印象を残すのが、幼い頃のジェニファーが父に抱えられ甘えている様子を捉えた過ぎし日のひとコマだ。この場面をはじめ過去の時代のシーンは、リアルに描くためにARRIのカメラとヴィンテージのレンズを使い、16ミリのコダック製の在庫フィルムで撮影された。ショーンは、「デジタルの画では、時が過ぎゆく人生の美しさが欠けてしまう。だから、デジタルで撮影してレイヤーで映画的な趣を加えるよりも、フィルムを使うことにしたんだ」と説明する。
父はアメリカ最大級の贋札事件の犯人だった──
それでも抱きしめずにはいられない父との日々とは?
家族の絆が今この時代を生きる私たちの胸を熱くする驚愕の実話
ストーリー
1992年、全米にショッキングなニュースが流れる。アメリカ最大級の贋札事件の犯人であるジョン(ショーン・ペン)が、裁判を前にして逃亡したのだ。彼にはジェニファー(ディラン・ペン)という娘がいた。父の犯罪の顛末を聞いたジェニファーは、こうつぶやく──「私は父が大好き」。史上最高額の贋札を非常に高度な技術で偽造したジョンとは、いったいどんな男だったのか?父の素顔を知っても愛情は変わらなかった娘との関係とは?ジェニファーが幼い頃から「平凡な日々を見違えるほど驚きの瞬間に変えた」父との思い出を宝物のように貴い、だからこそ切ない日々がひも解かれていく──。
作品タイトル:『フラッグ・デイ 父を想う日』
出演:ディラン・ペン、ショーン・ペン
監督:ショーン・ペン
原作:「Film-Flam Man: The True Story Of My Father‘s Counterfeit Life」
2021年/アメリカ/英語/112分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:FLAG DAY/日本語字幕:松浦美奈/PG-12
配給:ショウゲート
公式サイト:flagday.jp
公式Twitter:@showgate_youga
コピーライト:(C) 2021 VOCO Products, LLC
12月23日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
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