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本作の監督を務めるのは、『リーサル・ウェポン』『マッドマックス』シリーズなどへの出演で知られ、アカデミー賞(R)で5部門を受賞した『ブレイブハート』で監督としての才能も高く評価されたメル・ギブソン。第89回アカデミー賞(R)作品賞ほか6部門へのノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』以来9年ぶりの監督最新作で、絶景の大地アラスカを舞台に、上空10,000フィートの航空機で繰り広げられる、命を賭けた予測不能の騙し合いの物語を描く。
主演は、『ディパーテッド』でアカデミー賞(R)助演男優賞にノミネートされた経歴を持ち、『トランスフォーマー』『テッド』シリーズなどで幅広い演技を見せてきたマーク・ウォールバーグ。さらに『ダウントン・アビー』シリーズの長女メアリー役で知られるミシェル・ドッカリー、『スパイダーマン3』『インターステラー』のトファー・グレイスらが脇を固める。
そんな本作は、2025年1月24日より全米3161館で封切られ、週末の興行収入で初登場第1位を記録した(Box Office Mojo 調べ)。
この度解禁された日本語吹替版メインキャストが演じるのは、地上10,000フィートの上空で生死をかけた駆け引きを繰り広げるワケあり搭乗者たち。甲斐田裕子は現場復帰直後で、重要参考人の航空輸送任務に就く保安官補「マドリン・ハリス」役を、森川智之は謎多きベテランパイロットの「ダリル・ブース」役、重要参考人「ウィンストン」役を一人二役で務める。
甲斐田と言えばアン・ハサウェイや、『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドットはじめ、ハリウッド女優の吹替えを数多く務めているが、ハリス役のドッカリー代表作『ダウントン・アビー』シリーズの日本語吹替版も長年担当しており、ドッカリー担当声優としてもお馴染みの存在。
甲斐田は「今回はキリッとした保安官補で多少違いはありましたが、長い付き合いの女優さんなので違和感は全く感じずに素直に吹き替えることができました」と語っている。
そして森川は自身初となる、一人で主要人物二役を担当。『アンチャーテッド』『バーニング・オーシャン』などでウォールバーグを、『スパイダーマン3』で敵役ヴェノムを演じたグレイスの声を担当しており、今回のオファーが実現した。
先にグレイス演じる重要参考人を収録してから、ウォールバーグ演じるパイロットに声を当てたという森川は「パイロットをやる前提だからウィンストンの役もプラン通りにできたし、自分の声を聞きながらだったので、もう片方のパイロットの役と上手く絡めているなって思います」とコメントしている。
あわせて解禁された吹替版予告編では、森川が二人のキャラクターそれぞれに入り込み、見事に演じ分ける様子を垣間見ることができる。甲斐田が「映画で描かれている物事がほぼリアルな時間通りに進むので、同時体験している感じが『24 -TWENTY FOUR-』みたいで楽しい」と語る本作だが、緊迫感溢れる演技を繰り広げた二人の声にも注目だ。
コメント全文
■ 甲斐田裕子(マドリン・ハリス役)
以前ミシェル・ドッカリーを演じたのは『ダウントン・アビー』だったので、伯爵家のお嬢さん役でした。今回はキリッとした保安官補で多少違いはありましたが、長い付き合いの女優さんなので違和感は全く感じずに素直に吹き替えることができました。
森川さんが一人で二役を演じると聞いていたので、最初に映画を観る時は二つの役がどういう関係性なのかが気になっていました。実は…!みたいな驚きの種明かしがあるのかな?なんて想像しながら、別の意味で楽しんで観てしまいました。
約90分間で限られた登場人物しか出てきませんが、単純にそのシチュエーションを楽しめる見やすい映画になっていて面白かったです。映画で描かれている物事がほぼリアルな時間通りに進むので、同時体験している感じが「24 -TWENTY FOUR-」みたいで楽しいですよね。
■ 森川智之(ダリル・ブース役、ウィンストン役)
同じ役者さんが二人の役をやっているのかと思ったら全然違ってて、一人で主要人物二役を担当すると聞いてビックリしましたが、マーク・ウォールバーグは何回かやらせてもらっていたので嬉しかったです。今回は飛び抜けて“個性的(笑)”な役だったのですが、俳優のメル・ギブソンが監督ということもあり、役者同士で話し合った部分がキャラクターに出たんだろうな、と思いながら楽しくやらせて頂きました。
でも、登場人物が少ない飛行機の上というシチュエーションで、声優としても逃げ場のない状況で本当に難しかったです。
先にウィンストン(トファー・グレイス)を全部収録してからパイロット(マーク・ウォルバーグ)を演じたのですが、それが正解でしたね。パイロットをやる前提だからウィンストンの役もプラン通りにできたし、自分の声を聞きながらだったので、もう片方のパイロットの役と上手く絡めているなって思います。
すごく面白い作品なので、純粋に楽しんでもらいたいし、個人的には何の予備知識もなく先入観なく吹替版を観てもらって、帰りに二人とも森川智之がやってたの?えっ!?て思って帰路について欲しいです。
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ストーリー
現場復帰したばかりのハリス保安官補(ミシェル・ドッカリー)は、重要参考人ウィンストン(トファー・グレイス)を、アラスカからニューヨークまで航空輸送する機密任務に就く。初顔合わせとなったベテランパイロットのダリル(マーク・ウォールバーグ)は、陽気な会話でハリスの緊張をほぐしていく。離陸した一行が乗る機体は、壮大なアラスカ山脈上空10,000フィートまで上昇。ウィンストンに証言をさせる裁判開始までのタイムリミットが気になるハリスだが、頼もしいダリルのお陰で順風満帆な航行になるかに思えた。一方、ひとり後部座席に繋がれるウィンストンが、足元に落ちていたパイロットライセンス証を何気なく見ると、そこには今目の前に座るパイロットとは全くの別人が写し出されているのだった―。
『フライト・リスク』
出演:マーク・ウォールバーグ『トランスフォーマー』『テッド』シリーズ
ミシェル・ドッカリー『ジェントルメン』『ダウントン・アビー』シリーズ
トファー・グレイス『インターステラー』『スパイダーマン3』
監督:メル・ギブソン『ハクソー・リッジ』『ブレイブハート』
脚本:ジャレッド・ローゼンバーグ
2024年|アメリカ|英語|91分|カラー|シネマスコープ|5.1ch|原題:FLIGHT RISK|字幕翻訳:北村広子|吹替翻訳:井村千瑞|映倫:G(一般)
配給:クロックワークス
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公式サイト:https://klockworx-v.com/flightrisk/
公式X:@FlightRiskJP
3月7日(金)より新宿バルト9ほか全国公開