マーク・ウォールバーグ主演映画『フライト・リスク』(3月7日公開)より、メル・ギブソン監督のインタビュー映像が公開された。

監督を務めるのは、『リーサル・ウェポン』『マッドマックス』シリーズなどハリウッドの最前線で活躍する名優として知られながら、アカデミー賞(R)5部門を受賞した『ブレイブハート』で監督としての才能も高く評価されたメル・ギブソン。第89回アカデミー賞(R)作品賞ほか6部門へのノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』以来9年ぶりの監督最新作となる。
絶景の大地アラスカを舞台に、上空10,000フィートの航空機で繰り広げられる、命を賭けた予測不能の騙し合いの物語を描く本作。2025年1月24日より全米3161館で封切られ、週末の興行収入で『ライオン・キング:ムファサ』を押さえ、初登場第1位を記録した(Box Office Mojo 調べ)。
主演は、『ディパーテッド』でアカデミー賞(R)助演男優賞にノミネートされた経歴を持ち、『トランスフォーマー』『テッド』シリーズなどで幅広い演技を見せてきたマーク・ウォールバーグ。さらに『ダウントン・アビー』シリーズの長女メアリー役で知られるミシェル・ドッカリー、『スパイダーマン3』『インターステラー』のトファー・グレイスらが脇を固める。
今回解禁されたメル・ギブソン監督のインタビュー映像では、「脚本を読んでみると、展開が速く、最後まで結末が読めませんでした。笑いを誘い、恐ろしさと同時に不条理な作品。そこへさらに奇妙な要素が混ざり合っていて、とても魅力的だと思ったんです」と制作を決めた経緯が語られる。
また、限定された空間と広大な眺望が対極的なシチュエーションの中で物語が進行していく構成について、「飛行機に乗ればいつでも窮屈さに息苦しくなるものです。その他にも多くの人が感じるであろう、飛行恐怖症、高所恐怖症、落下恐怖症、墜落恐怖症といったあらゆる恐怖心を利用しようと考えました」と明かし、「機内というとても限られたスペースで不測の事態が起こりますが、それがアラスカ山脈の上空だということが魅力なんです。見事に壮観な景色であると同時に威圧的でもあり、恐怖を感じますよね。飛行機の中ですが、開放感があり、景色も素晴らしい。領域が広いということが、この物語で一番気に入っている点です」と本作の魅力を解説。
そして、「楽しさと恐怖を同時に味わえると思います。私が感じたものを観客の皆さんとも共有したいですね」とメッセージを贈った。
ストーリー
現場復帰したばかりのハリス保安官補(ミシェル・ドッカリー)は、重要参考人ウィンストン(トファー・グレイス)を、アラスカからニューヨークまで航空輸送する機密任務に就く。初顔合わせとなったベテランパイロットのダリル(マーク・ウォールバーグ)は、陽気な会話でハリスの緊張をほぐしていく。離陸した一行が乗る機体は、壮大なアラスカ山脈上空10,000フィートまで上昇。ウィンストンに証言をさせる裁判開始までのタイムリミットが気になるハリスだが、頼もしいダリルのお陰で順風満帆な航行になるかに思えた。一方、ひとり後部座席に繋がれるウィンストンが、足元に落ちていたパイロットライセンス証を何気なく見ると、そこには今目の前に座るパイロットとは全くの別人が写し出されているのだった―。
『フライト・リスク』
出演:マーク・ウォールバーグ『トランスフォーマー』『テッド』シリーズ
ミシェル・ドッカリー『ジェントルメン』『ダウントン・アビー』シリーズ
トファー・グレイス『インターステラー』『スパイダーマン3』
監督:メル・ギブソン『ハクソー・リッジ』『ブレイブハート』
脚本:ジャレッド・ローゼンバーグ
2024年|アメリカ|英語|91分|カラー|シネマスコープ|5.1ch|原題:FLIGHT RISK|字幕翻訳:北村広子|吹替翻訳:井村千瑞|映倫:G(一般)
配給:クロックワークス
(C)2024 Flight Risk Holdings, LLC. All Rights Reserved
公式サイト:https://klockworx-v.com/flightrisk/
公式X:@FlightRiskJP
3月7日(金)より新宿バルト9ほか全国公開