ウェス・アンダーソン監督&豪華キャスト陣が魅力を紐解く!『フレンチ・ディスパッチ』メイキング入り特別映像解禁

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞4部門を受賞したことでも知られ、この度発表された第79回ゴールデングローブ賞ではアレクサンドル・デスプラが作曲賞にノミネートされたウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』が1月28日(金)公開となる。

この度、ウェス・アンダーソン監督や豪華キャスト陣が最新作の魅力を語るメイキング入り特別映像(Table setter編)が解禁された。

ウェス・アンダーソン監督「本作のキーワードは3つ。“アンソロジー”、“「ザ・ニューヨーカー」”、そして“フランス映画”」と本作について意気揚々と説明する様子から始まる本映像。その言葉にあるように、本作には異なる編集者が手掛けた想い出の記事が紡がれていく“アンソロジー”、ウェスがオマージュを捧げた敬愛する有名週刊誌“「ザ・ニューヨーカー」”、そして劇中の舞台でもある“フランス映画”といった要素が詰めこまれており、本映像ではその3つのキーワードにまつわる映画の魅力に迫る。

物語の舞台はフランスの架空の街にあるアメリカの地方紙の編集部で、ビル・マーレイ演じる情に厚い編集長のハウイッツアーはまさに「ザ・ニューヨーカー」の創始者がモデルに。ウェス「各記事のヒーローは編集者だ」とも明かしており、とことん「ザ・ニューヨーカー」や活字文化へリスペクトを込めて本作を制作したことが窺える。

続いて映像には第一話「確固たる名作」、第二話「宣言書の改訂」、第三話「警察署長の食事室」と本編シーンが展開し、ティルダ・スウィントンベニチオ・デル・トロティモシー・シャラメジェフリー・ライトといった豪華キャスト陣が、各話のユニークなキャラクターたちやストーリー、フランスにちなんだ物語の舞台背景について思い思いに語る姿が映し出されていく。

なかには、第二話に登場するフランシス・マクドーマンド演じる記者のクレメンツはメイヴィス・ギャラントという実在する「ザ・ニューヨーカー」常連の女性作家がモデルとなっており、ウェス「この記事は彼女へのオマージュになっている」と貴重な脚本の裏話も明かす姿も。

映像には、本編シーンのほかにもウェスがフランシスやティモシー、ジェフリーらに熱心に演出をつける様子や、全編の撮影をフランスの小さな街で敢行したという本作の大掛かりな屋外セットの様子が収められたメイキング映像も。ウェスが長年描きたかったテーマが随所に散りばめられた渾身の長編作品10作目となる最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』は1月28日(金)公開。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

イントロダクション
『ダージリン急行』(07)、『ファンタスティック Mr.FOX』(10)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)、『犬ヶ島』(18)といった名作の数々を生み出したウェス・アンダーソン監督の記念すべき第10作目を飾る最新作の舞台は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍し、国際問題からアート、ファッションから美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得している。ところが、編集長が仕事中に急死、遺言によって廃刊が決まってしまう。果たして、何が飛び出すか分からない追悼号にして最終号の、思いがけないほどおかしく、泣ける、その全貌とは──?

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