チョウ・ユンファ(『男たちの挽歌』)とアーロン・クォック(『風雲 ストームライダーズ』)の香港を代表する2大スターがW主演で贈るクライムアクションサスペンス超大作『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』が2020年2月7日(金)公開となることが決定した。あわせて、メインポスタービジュアル、さらに日本版の予告篇が解禁となった。
カリスマ性に溢れたミステリアスな男――“画家”。彼が率いる偽札組織にスカウトされた“贋作の名人”は、偽札発見テクノロジーの進化をあざ笑うように世界を席巻しながらも、犯罪の連鎖に巻き込まれていく。そんな男たちが行きつく驚愕のラストとは?
本作で、謎めいた男“画家”を演じるのは、香港ノワールの傑作『男たちの挽歌』など香港映画界を代表する国民的俳優チョウ・ユンファ。また、天才贋作家・レイを演じるのは、“香港四大天王”の1人として活躍し、『コールド・ウォー/二つの正義』など演技派俳優としても高い評価を得るアーロン・クォック。さらにレイにとって“運命の女”となるユンには『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』(11月日本公開)で役所広司と共演したチャン・ジンチュー。予想だにしないストーリー展開と壮大なスケールのアクション、そしてチョウ・ユンファが初めて魅せる「悪」の美学は、多くの観客を魅了し、中国・香港でメガヒットを記録。『インファナル・アフェア』同様、主要7部門を受賞した香港電影金像奨をはじめ、各映画賞の話題を独占し、すでに韓国リメイクも決定した。
そして、今回解禁された日本版予告篇では、正体不明の“画家”と名乗る男(チョウ・ユンファ)から天才贋作家レイ(アーロン・クォック)が米ドルの偽札組織での仕事を依頼される場面から始まる。「完璧な偽札は、世界で最も愛される複製画だ」と言い切る画家の導きで、その才能を発揮し偽札作りに没頭していくレイだったが、一方で彼の冷酷な野望に翻弄されていく…。本作で、チョウ・ユンファは香港(中国)映画界復帰後、初といえる現代劇での本格的なガン・アクションを披露しており、予告編でも『男たちの挽歌』を思い起こさせる2丁拳銃姿などファンにはたまらないキラーカットが!
また、あわせて解禁となるメインポスターは左に往年のガン・アクションを感じさせるようなチョウ・ユンファがライフルを持って立ち、右には贋札作りのプロである役のアーロン・クォックが対峙するクールなビジュアル。贋作作りを想起させるようにドル札が舞い、「解き明かせるか、ラスト15分、衝撃の真実」と『インファナル・アフェア』のフェリックス・チョンが仕掛ける驚愕のストーリー展開を期待させるコピーが打たれている。
ストーリー
偽造画家のレイがタイで逮捕され香港に護送されるが、高名な美術家ユン・マンによって保釈されるところから物語は始まる―舞台は1990年代のカナダへ。貧しい画家であったレイは恋人と将来に希望を託すが、なかなか認められず、いっこうに暮らしは楽にならない。こっそりと絵画の偽造に手を染めだすレイは「画家」と名乗る男に腕を認められ、彼が運営する偽札組織で働くことになる。やがて米ドル紙幣の偽札発見テクノロジーの進化をあざ笑うように、彼の偽札造りは世界を席巻していくが…。
作品タイトル:『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』
出演:チョウ・ユンファ(『男たちの挽歌』、『アンナと王様』、『グリーン・デスティニー』)
アーロン・クォック(『風雲 ストームライダーズ』、『アンナ・マデリーナ』、『コールド・ウォー』)
チャン・ジンチュー(『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』)
監督:フェリックス・チョン(『インファナル・アフェア』シリーズ脚本)
〔130分 カラー 広東語、北京語 日本語字幕 2018年 香港/中国 PG-12〕
製作:Bona Film Group、Alibaba、Emperor Motion Pictures ほか
配給:東映ビデオ
公式HP:www.gansatsuou.com
コピーライト:(C) 2018 Bona Entertainment Company Limited
2020年2月7日(金)新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開