1980~90年代に若者たちのリアルな恋や友情を描くマンガを数多く生み出し、今も尚、熱狂的なファンを持つ漫画家・岡崎京子が1989年に刊行した同名作品を原作にした、映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』の劇場公開日が11月6日(金)に決定、さらに予告編映像が公開となった。
脚本・監督は映画『PARKS パークス』(2017)、ドラマ「東京アリス」(2017)、「セトウツミ」(2017)、「声ガール」(2018)や、多くのCM・MVを手がける瀬田なつき。W主演に山田杏奈&鈴木仁をむかえ、未来へ向かって移り変わっていく東京の街を舞台に、喜びと不安を抱えつつも「今」を生きる若者たちを、ファンタジックでポップな世界観で映画化。
この度解禁となった予告映像では、二人の主人公・ハルコ(山田杏奈)とケンイチ(鈴木仁)が“具体的なファーストミート”を果たすシーンから始まる。「ロマンチックで浅はかで」「迂闊な運命の恋」を夢見て、ケンイチとの出会いこそ“運命”だと信じるハルコ。一方ケンイチは、ある日勢いでナンパした女性・マユミ(森田望智)に、「好きな女の子さえいれば、世界がどうなっても知ったこっちゃあない」と夢中になっていく。
岡崎京子原作×瀬田なつき監督のタッグで描く、一筋縄ではいかない平行線の恋の物語が、かつて私たちが夢見た未来に向かっていたはずの“創りかけの東京の街”を舞台に描かれる。「私の世界は全部嘘なの。全部気のせいだとしたら、どうしたらいいの?」少女達の成長を急かすように、空へと伸びていくビルに見下ろされる街で、ハルコとケンイチはどのような恋をして、どのように変わっていくのか。コドモからオトナに向かっていくふたりの物語に期待が高まる予告映像となっている。
時代が、街が変わっても、「好き」の気持ちは、しぶとく残る。
——恋するふたりの小さな助走の物語
ストーリー
東京に住む平坦で平凡な高校生・渋谷ハルコ、16歳。ある夜、橋の上で倒れていた神奈川ケンイチにひとめぼれする。“世紀の恋”だとはしゃぐハルコに対して、真面目でおとなしげなケンイチは、受験目前、衝動的に学校を辞めてしまいそれどころではない。さらに、勢いでナンパした危険な香りのする女の子・マユミに夢中になっていく。二人の平行線の恋はどこへ行くのか。友だちや家族や自分、悩みもがく少年少女の刹那的な視線を切り取った、恋と成長の物語。
作品タイトル:『ジオラマボーイ・パノラマガール』
出演:山田杏奈 鈴木仁/滝澤エリカ 若杉凩 平田空 持田唯颯 きいた 遊屋慎太郎/斉藤陽一郎 黒田大輔/成海璃子 森田望智/大塚寧々
脚本・監督:瀬田なつき
原作:岡崎京子「ジオラマボーイ・パノラマガール」(マガジンハウス刊)
エグゼクティブプロデューサー:遠藤日登思
プロデューサー:松田広子 樋口泰人
共同プロデューサー:佐藤崇行・本田拓夫・村上凌太
撮影・照明:佐々木靖之
録音:髙田伸也 美術:安藤真人 装飾:小谷直美
衣裳:宮本茉莉
ヘアメイク:有路涼子 編集:今井俊裕 音響効果:齋藤昌利
VFX: 浅野秀二 本編集:野間実 助監督:玉澤恭平 制作担当:芳野峻大 音楽:山口元輔
企画・製作プロダクション:オフィス・シロウズ
助成:文化庁文化藝術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
2020年/日本/105分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル
配給:イオンエンターテイメント boid
公式サイト:http://gbpg2020-movie.com/
公式Twitter:@gbpg2020_movie
公式Instagram:@gbpg2020_movie
コピーライト:(C)2020岡崎京子/「ジオラマボーイ・パノラマガール」製作委員会
2020年11月6日(金)新宿ピカデリー、ホワイト シネクイント 他にて全国公開
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