第71回カンヌ国際映画祭でカメラドール〈新人監督賞〉ほか3冠を獲得した話題作『Girl/ガール』が、7月5日(金)より全国で公開される。
本作は、バレリーナを夢見るトランスジェンダーの少女・ララの心の機微や葛藤を描いた感動作。手がけたのは、本作が長編デビュー作となる新星ルーカス・ドン。カメラドールのほか第91回アカデミー賞外国語映画賞〈ベルギー代表〉選出、第76回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネートという快挙を成し遂げ、「奇跡のような完璧なデビュー作」とメディアから喝采を浴
び、批評家からは、その才能と丹精なルックスから「ニュー・ドラン(第2のグザヴィエ・ドラン)」と評されるほど。さらに、今年の第72回カンヌ国際映画祭では「ある視点」部門の審査員役に抜擢されるなど、その勢いは止まるところを知らない。
この度、そんな今最も世界から注目を集める新鋭監督ルーカス・ドンと、橘ケンチさん(EXILE/EXILE THE SECOND)による美しすぎる対談が実現。6月27日に発売される「月刊EXILE」8月号にて掲載が決定した。
会うやいなや、思わず橘さんが「モデルさんみたいにかっこいいですね…!」と監督に告げると、「いやいや(笑)。それをいうならケンチさんこそ!ブルーの髪がとても素敵です。『Girl/ガール』のイメージカラーもブルーなんですよ。」と返し、お互いをベタ褒め。和やかなムードで対談がスタートした。
主演のビクトール・ポルスターは、アントワープ・ロイヤル・バレエ・スクールに通う現役トップダンサーで500人を超える候補者の中から選ばれた逸材ながら、なんと今回が演技初挑戦。橘さんがそのことに触れ演技方法について質問すると、「ビクトールに関してはダンスを通じてキャラクターを演じてもらいました」「(ビクトールが)ダンスレッスンで感じたことを、役柄を演じる際の感情面に応用してもらいました」と説明。すると、自身もダンサーの橘さんは「彼がダンスを通じて演技について理解を深めていったというのはとてもよく理解できます。作品を拝見して、ダンスや肉体などフィジカルな部分からララのさまざまな感情を感じることができました」と、大きく共感するとともに大絶賛。
最後に、監督の次回作について話が及ぶと「ほかの取材では話さなかったので、ケンチさんだけスペシャルということで(笑)」と、現在取り組んでいる新作のテーマについてもこっそり言及。ほかにはない貴重な対談となった。
バレリーナを夢見るトランスジェンダーの少女ララ。
イノセントな彼女がたどり着く、映画史上最も鮮烈でエモーショナルなクライマックスに心震える感動作
15歳のララの夢はバレリーナになること。しかしそれは簡単なことではなかった。
彼女は男の体に生まれてきたから。それでも強い意志と才能、娘の夢を全力で応援してくれる父に支えられ、難関のバレエ学校への入学を認められる。夢の実現のためララは毎日厳しいレッスンを受け、血のにじむような努力を重ねていくー
だが、初めての舞台公演が迫る中、思春期の身体の変化により思い通りに動けなくなることへの焦り、ライバルから向けられる心ない嫉妬により、彼女の心と体は追い詰められていく―
作品タイトル:『Girl/ガール』
出演:ビクトール・ポルスター、アリエ・ワルトアルテ
監督・脚本:ルーカス・ドン
振付師:シディ・ラルビ・シェルカウイ
2018/ベルギー/105分/フランス語・フラマン語/原題:Girl
後援:ベルギー大使館
提供:クロックワークス、東北新社、テレビ東京
映倫:PG12
配給:クロックワークス、STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト:http://girl-movie.com/
コピーライト:(C)Menuet 2018
7月5日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
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