ブリランテ・メンドーサ監督最新作『義足のボクサー GENSAN PUNCH』が、沖縄で5月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷で6月3日(金)先行公開され、6月10日(金)から全国公開となる。このたび新規場面写真が一挙解禁となった。
ブリランテ・メンドーサ監督は、初長編監督作品『マニラ・デイドリーム』(05)がロカルノ国際映画祭のビデオ部門金豹賞を受賞し、世界に名を馳せた。続く『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』(09)で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞、フィリピン映画界を代表する社会派監督となった。メンドーサ監督の最新作は、沖縄からフィリピンへと向かった“義足のボクサー”の実話を基に、夢を諦めずに挑戦を続ける若者を描く感動ドラマだ。
沖縄で母親と2人で暮らす津山尚生(尚玄)は、幼少期に右膝下を失った義足のボクサーでありながらもプロボクサーを目指し日々邁進している。実力の確かな尚生は、日本ボクシング委員会にプロライセンスを申請するが身体条件の規定に沿わないとして却下されてしまう。それでも夢をあきらめきれない尚生は、プロを目指すボクシング大会で3戦全勝すればプロライセンスを取得でき、さらに義足の尚生も毎試合前にメディカルチェックを受ければ同じ条件で挑戦できるフィリピンで夢への第一歩を踏み出す…
解禁された場面写真では、フィリピンでハードな練習をこなし、試合に挑む尚生の姿がとらえている。“義足“でありながらも、特別なことは何もない。健常者相手に引きを取らない戦いを見せ、毅然とリングに立つ。相手に足を踏まれて倒れ込み、激痛を感じてリングで義足に手を当てる痛々しい姿は鮮烈だ。
フィリピンが誇る名バイプレーヤー、ロニー・ラザロがトレーナーのルディを演じ、尚生がプロライセンスを獲得するために、必死に日本ボクシング委員会に訴える姿には2人の強い絆がある。他にも、フィリピンの国民的女優であるビューティー・ゴンザレスがオーナーの娘であるメリッサを演じ、尚生と一緒に美しい浜辺で過ごす姿や食事をする場面も映し出されている。
また尚生の母親を演じた南果歩が、沖縄の浜辺で幼少期の尚生に笑顔に降り注ぐ姿も。とある一枚では、少年の右足が既に義足であることも伺える。
作品タイトル:『義足のボクサー GENSAN PUNCH』
出演:尚玄、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩
監督:ブリランテ・メンドーサ
プロデューサー:山下貴裕、クリスマ・マクラン・ファジャード、尚玄
2021/ビスタ/5.1ch/110分/原題:GENSAN PUNCH
配給:彩プロ
公式サイト:gisokuboxer.ayapro.ne.jp
公式Instagram:gensanpunch
公式Twitter:@gisokuboxer
公式Facebook:@gisokuboxer
コピーライト:(c)2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会
5月27日(金)沖縄先行 6月3日(金)TOHOシネマズ日比谷にて先行公開
6月10日(金)全国公開
■ 『義足のボクサー GENSAN PUNCH』公開決定 ―プロの夢を絶たれた男がフィリピンでプロボクサーを目指す感動の実話