リドリー・スコット監督『グラディエーター』の24年振りとなる続編『グラディエーターII』が、ハリウッドに先駆け11月15日(金)より日本公開となることが決定し、ティザー予告が解禁された。
人類の歴史上、最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台に、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑む『グラディエーター』。その映像美とラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスらによる演技合戦、そして大スケールで描かれる情熱的なバトルシーンなど、一瞬たりとも目の離せない完成度で第73回アカデミー賞(R)では作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした。
そんな前作の“その後”を描く『グラディエーターII』の監督は、もちろんリドリー・スコット。アカデミー賞(R)作品賞受賞作の続編が同じ監督によって作られるのは、フランシス・フォード・コッポラ監督による『ゴッドファーザー』(1972)の続編、『ゴッドファーザー PART II』(1974)以来となる。
今回解禁されたティザー予告は、主演のポール・メスカル演じるルシアスが、前作でラッセル・クロウ演じるマキシマスが使っていた闘技用の剣を見上げるシーンから始まり、ルシアスが幼少の記憶を辿るように、前作の様々なシーンが織り交ぜられる。そんな中、ルシアスに「私に従え」と囁くのは、デンゼル・ワシントン演じる謎の男。彼によって、ルシアスはローマ帝国最高峰の地である“コロセウム”へと導かれる。
映像には、大勢の民が飢えているローマ帝国の現状を憂う将軍(ペドロ・パスカル)、その状況を全く意に介さない兄弟皇帝(ジョセフ・クイン&フレッド・ヘッキンジャー)、そして前作にも登場した元皇帝の姉・ルッシラ(コニー・ニールセン)ら、前作を凌駕するほどバラエティに富んだ曲者ぞろいのキャラクターが登場する。
そして、相手を打ち負かし、勝ち抜いていくことこそ生きる術であり正義である剣闘士<グラディエーター>たちの決死の肉弾戦は今回も健在。グラディエーター同士に留まらず、猛獣との闘いでも身体を張ったバトルが繰り広げられ、コロセウムは阿鼻叫喚の渦に巻き込まれていく。ルッシラからマキシマスの指輪を託されたルシアスは、渦巻く陰謀と抗えぬ運命に翻弄されながら、グラディエーターとして激しい闘いに身を投じていく。
果たしてルシアスはコロセウムでの闘いを生き抜くことができるのか。権力に屈さず、復讐を果たすことができるのか。
ストーリー
ローマ帝国が栄華を誇った時代―。
ローマを支配する暴君の圧政によって自由を奪われたルシアス(ポール・メスカル)は、グラディエーター(剣闘士)となり、コロセウム(円形闘技場)での闘いに身を投じていく。果たして、怒りに燃えるルシアスは帝国への復讐を果たすことができるのか。
『グラディエーターII』
出演:ポール・メスカル(『異人たち』、『aftersun/アフターサン』)
ペドロ・パスカル(『ワンダーウーマン1984』、「マンダロリアン」)
コニー・ニールセン(『グラディエーター』、『ワンダーウーマン』)
デンゼル・ワシントン(『イコライザー』シリーズ、『マグニフィセント・セブン』)
ジョセフ・クイン(『クワイエット・プレイス:DAY 1』、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4)
フレッド・ヘッキンジャー(『クレイヴン・ザ・ハンター』)
リオル・ラズ(『6アンダーグラウンド』)
デレク・ジャコビ(『グラディエーター』、『英国王のスピーチ』)
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・スカルパ
キャラクター創造:デヴィッド・フランゾーニ
ストーリー:ピーター・クレイグ、デヴィッド・スカルパ
原題:『Gladiator II』
全米公開日:11月22日(金)
配給:東和ピクチャーズ
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.
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2024年11月15日(金)全国公開