『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(11月15日(金)公開)をいち早く鑑賞した北野武が本作について語る特別コメント映像が公開された。
人類の歴史上、最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台に、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑む物語を描いた、リドリー・スコット監督『グラディエーター』の“その後”を描く本作。
映画の感想を問われた北野は、コロセウム一面に水を溜め、艦船、炎、さらにサメまで海遊させて本物の戦争さながら壮絶な海戦を展開させるバトルシーン“模擬海戦”を真っ先に挙げ「よくぞやったな。それだけでも面白い。もっと長くやってほしかった」とその完成度の高さを語る。
古代ローマ帝国で実際に行われていたとも言われ、「イメージはよく本には書いてあるけど、実際に映像にして観ると、よくぞ作ったな、と。たまにはこのようなスケールの大きな映画を劇場で観た方が絶対良い。テレビはあのスケールは出ない。海戦のシーンやグラディエーターの闘いぶりは、デカいスクリーンで観ないとつまんない」とコメント。
自身の作品でもバイオレンスな演出を厭わず真正面から描く北野が、本作での生死を賭けたグラディエーターたちの闘いの表現について「必要な戦いの姿を出してる。無理に暴力的になってない。上手いと思う。過度な事はしないけど、わざとらしく暴力は外してない。当然のように暴力のシーンは暴力として描く。リドリー・スコット監督は、世界中の大人数の人が観るような大きい映画を作るだけあって、良い塩梅になっている」と語った。
そして最後に「大画面で観てほしい!今までの映画でやってないことにチャレンジしてて、映画の良さが全て入ってる。アクションも本当に楽しめる。映画の根本的な楽しみ方、観て覚えてください!」とコメントしている。
ストーリー
ローマ帝国が栄華を誇った時代――。平穏な暮らしを送っていたルシアスは、将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により愛する妻を殺され、捕虜として拘束されてしまう。すべてを失いアカシウスへの復讐を胸に誓ったルシアスは、謎の奴隷商人・マクリヌスに買われローマへと赴くことに。そこで剣闘士《グラディエーター》となった彼は、復讐心を胸に、力のみが物を言うコロセウム《円形闘技場》で待ち受ける戦いへと踏み出していく――。
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
出演:ポール・メスカル ペドロ・パスカル コニー・ニールセン デンゼル・ワシントン ジョセフ・クイン フレッド・ヘッキンジャー リオル・ラズ デレク・ジャコビ
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・スカルパ
キャラクター創造:デヴィッド・フランゾーニ
ストーリー:ピーター・クレイグ、デヴィッド・スカルパ
原題:『Gladiator II』
全米公開日:11月22日(金)
配給:東和ピクチャーズ
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.
公式サイト:https://gladiator2.jp/
11月15日(金)全国公開
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