映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』より、本編映像が解禁された。
トニー・レオンとアンディ・ラウが、『インファナル・アフェア』シリーズ以来20年ぶりの共演を果たし、総製作費70億円以上を投じて、香港黄金時代を豪華絢爛に再現した本作。
『インファナル・アフェア』シリーズの壮絶な闘いを締めくくる最終章、『インファナル・アフェアIII 終極無間』の香港公開から20年の節目となる2023年12月。世界各国で封切られた本作は、香港興収ランキング5週連続第1位を獲得。さらに香港・中国本土の最終興行収入が130億円越えとなる大ヒットを達成。そして第42回香港電影金像獎(香港アカデミー賞)では12部門にノミネートされ、主演男優賞(トニー・レオン)、撮影賞を含む最多6部門を受賞した。
今回解禁された映像は、詐欺師チン(トニー・レオン)が、金山大廈(ガムサンタイガ)、通称“ゴールデン・ヒル・ハウス”の虚偽取引を、香港最大手銀行の御曹司に持ちかけるシーンからスタート。
世間に売買の噂が流れると、ゴールデン・ヒル・ハウスを所有する嘉文(カーマン)世紀グループの株価が急騰。これは嘉文株の価値を上げるためのチンの策だったのだ。チンの絶好調ぶりを表すかのように、ボーイズ・タウン・ギャングによる「君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You)」が流れ出す。その週、株価が16ドルに高騰すると、誰もが嘉文株を買い求め、さらに20ドルまで上昇。チンは証券取引所のプロたちが真相を知らないまま踊らされる様子を見て、全身をくねらせ喜びを大爆発させる。
盛り上がりが最高潮を迎えたところでディーラーたちはチンのもとに一目散に駆け寄った。まるでロックススターさながらに、両手を広げたチンを無数の手が支え、人々の頭上を越えて行く。
その後も“嘉文世紀株30ドルに迫る”という見出しが新聞で打たれるほど、その勢いは無視できないものとなっていき、波に乗るチンは海外の株にも手を伸ばす。
手に入れた船の甲板でシャンパンを開けるチンはこのまま成功の道を歩むのか?法の隙を突くチンをラウ(アンディ・ラウ)はどのように追い詰めていくのか。
『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』は、2025年1月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開。
ストーリー
イギリスによる植民地支配の終焉が近づく香港。身ひとつで入国した野心家の男、チン・ヤッイン(トニー・レオン)は、悪質な違法取引を通じて徐々に香港に足場を築いていく。そして80年代株式市場ブームの波に乗ると、資産100億ドルの嘉文世紀グループ立ち上げに成功、時代のレジェンドとなる。一方、汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユン(アンディ・ラウ)は、チンの陰謀に目を付け、その後15年間にも及ぶ粘り強い捜査への道のりを歩み始めていた。人命も価値を失うほどの大金が動く、マネーゲームの代償を負うのは果たして誰なのか。そしてチンとラウの駆け引きの行方はいかに—。
『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』
出演:トニー・レオン、アンディ・ラウ、シャーリーン・チョイ/サイモン・ヤム、カルロス・チェン、マイケル・ニン、フィリップ・キョン、アレックス・フォン、タイ・ボー、チン・ガーロウ
監督・脚本:フェリックス・チョン『インファナル・アフェア』シリーズ(脚本)、『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』(監督)
プロデューサー:ロナルド・ウォン
エグゼクティブ・プロデューサー:アルバート・ヤン、ジェン・ジーハオ、アレックス・ヤン
2023年/香港・中国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:金手指/英題:The Goldfinger/126分/G/字幕翻訳:神部明世
提供:カルチュア・エンタテインメント、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
(c)2023 Emperor Film Production Company Limited All Rights Reserved
公式サイト:https://www.culture-pub.jp/goldfinger
公式X:@Goldfinger_JP
2025年1月24日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
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