『クィーン』でオスカーを受賞したヘレン・ミレンと、2度のオスカーノミネート『ロード・オブ・ザ・リング』のイアン・マッケラン。大英帝国勲章を授与され、DameとSirの称号を持つ名優ふたりが待望の映画初共演し、さらに『美女と野獣』の監督、『シカゴ』『グレイテスト・ショーマン』の脚本を手掛けた名匠ビル・コンドンがメガホンをとり、早くもアカデミー賞ノミネートの声も高い大人のサスペンス『グッドライアー 偽りのゲーム』が来年2020年2月7日(金)日本公開される。
そしてこの度、オスカー女優ヘレン・ミレン史上最強の悪女・ベティの本性が明かされるWEB版予告編が公開となった。
夫を亡くしてまもない資産家ベティ(ヘレン・ミレン)に狙いを定めたベテラン詐欺師のロイ(イアン・マッケラン)は出会い系サイトを通じてベティに近づく。紳士然とふるまうロイと何度か会ううちに、ベティは彼をたやすく信用したかのようだが、実はすべては、ベティの仕掛けた恐ろしい罠だった…。
今回公開されたのは、卑劣な詐欺師ロイに騙されていると思われていたベティが、実はすべての恐ろしい罠を仕掛けていた。という大どんでん返しを明かす映像だ。愛をささやき合う甘い雰囲気の中でもベティはところどころで一瞬の表情でなにかをにおわせるが、それでも予測不能なまま物語は進み、二人の関係は未来に乾杯するまでに。卑劣な詐欺師を罠にかける彼女の目的は?「ライアーゲームをはじめましょう」と冷静に宣言するベティ。ハメられたと知ったロイにベティが「素敵な“嘘”でしょう」と言い放つ表情は背筋が凍るような恐ろしさを覚える。
ビル・コンドン監督は説明する。「ロイに関しては、最初から彼の人生や今の生活がわかりやすい。一方、ベティは手の内を見せないでプレーする。本作ではロイの視点を通して彼女を見ることが多いので、ヘレンの演技はさらに難しくなる」。ベティは穏やかで知的、そして孤独な未亡人だが、それだけではない。「ヘレンは賢さを少しだけ隠して微妙なニュアンスを出す必要があったが、見事に演じてくれたよ。それはこの映画において、非常にデリケートな部分なんだ。何かがあるとほのめかしてはいるが、彼女の秘密が何なのか、なぜ隠すのか、またそれをどうやって使うつもりなのかは、誰にも想像がつかないんだ」と明かしている。はたして観る者は張り巡らされた騙しの罠を見破ることはできるか?
秘密を隠し、罠を仕掛け、嘘をつき通しながらも、なにかをほのめかす・・・そんな難しい役を演じ切ったヘレン・ミレンとイアン・マッケラン。その演技バトルを観ればふたりの起用に納得せずにはいられないだろう。
誰も予測できない超一級の「嘘」を演じ切るレジェンド俳優たち。まさに「これがオトナの騙しあい」だ。イギリスを舞台に優雅で小粋なハーモニーを奏でながらも、繰り広げられる激しい演技バトルとサスペンスならではの予測不能の展開をぜひ堪能してほしい。
ストーリー
これがオトナの騙しあい!
人は誰でも秘密がある。最期まで嘘をつく。
夫を亡くしてまもない資産家ベティ(ヘレン・ミレン)に狙いを定めたベテラン詐欺師のロイ(イアン・マッケラン)は出会い系サイトを通じてベティに近づく。全財産を騙し取ろうと策略をめぐらす非情なロイを、世間知らずのベティは徐々に信用するようになる…。しかし、ロイにとって単純な詐欺だったはずが、事態は思いがけない方向に発展していく―。すべては、ベティの仕掛けた恐ろしい罠だったのだ…。
暴かれるのは、人間誰しもが抱えて生きていかねばならない秘密と嘘。偽りに満ちた人生の奥底にある真実とは―。
作品タイトル:『グッドライアー 偽りのゲーム』
出演:ヘレン・ミレン、イアン・マッケラン、ラッセル・トベイ、ジム・カーター
監督:ビル・コンドン
脚本:ジェフリー・ハッチャー
原作:ニコラス・サール
原題:GOOD LIAR
2019年/アメリカ映画/上映時間:109分
映倫区分:G
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:goodliar.jp #グッドライアー
コピーライト(ポスタービジュアル/メイン画像):(C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年2月7日(金)全国ロードショー
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