【重要】アネモ会員システム全面リニューアルのお知らせ

『ゴヤの名画と優しい泥棒』オスカー俳優2人がまるで夫婦漫才かのような掛け合いを魅せる本編映像解禁!―公開中

ゴヤの名画と優しい泥棒

名優ジム・ブロードベント×ヘレン・ミレン共演の映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』(公開中)より、本編映像が解禁された。

本作は、1961年にロンドン・ナショナル・ギャラリーで起きた絵画「ウェリントン公爵」盗難事件を基にした驚きの実話。事件の犯人である60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントンをジム・ブロードベント、長年連れ添った妻ドロシーをヘレン・ミレン、夫婦と一緒に暮らす息子ジャッキーをフィン・ホワイトヘッドが演じている。

解禁された映像では、盗難事件前の一家の様子が伺える様子が収められており、バントン夫妻が夕食を食べ終えたところ、ジャッキーが兄ケニー(ジャック・バンデイラ)と帰宅する場面から始まる。ケンプトンが「“放蕩息子の帰還”金を渡すな」と呟くと、ドロシーは「お金はない」と嫌味を吐く。息子たちが入店禁止を食らっているパブに行っていたと知ったケンプトンは「裏切者」と呟き、「最低の店だ」「私を“トイレ紙泥棒”と」と愚痴をこぼす。それにドロシーはすかさず「盗んだわ」とツッコミ。「そうだが証拠はないぞ」と食い下がるケンプトンだったが、これにもドロシーが「バカなの?」と辛辣な言葉で返す。言い返す言葉に困ったケンプトンは言葉に詰まる。
ケンプトンが「ニュースつけろ」と言うと、ドロシーは「許可証がない」と返答。ケンプトンは、過去に受信料未払いで逮捕されているのだった。小言を並べるケンプトンに毒舌で応酬するドロシー。まるで夫婦漫才かのような掛け合いを魅せる。

ドロシーをよそにケンプトンがテレビをつけると、「ウェリントン公爵」がゴヤ史上最高額で購入したことがテレビで報道されている。ようやく家族団らんかと思いきや、今度はケニーとドロシーの親子喧嘩へと発展。ケニーは部屋を飛び出し、ドロシーは追いかけるも口論は続く。ケンプトンは「“国連”が介入するか」と仲裁に向かうのだった…。

『アイリス』(2001)でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ハリー・ポッター』シリーズや『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)など話題作に出演するジム・ブロードベントと、『クィーン』(06)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『黄金のアデーレ 名画の帰還』(15)や『RED』『ワイルド・スピード』シリーズなどジャンルを問わず活躍するヘレン・ミレン。イギリスが誇る名優2人による、まるで夫婦漫才かのような軽妙なやり取りが垣間見ることができるワンシーンとなっている。

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』は、絶賛全国公開中。

目次