『ガンパウダー・ミルクシェイク』爆走するポルシェのハンドルを握るのは8歳の少女?! 決死のカー・チェイス本編映像解禁

ガンパウダー・ミルクシェイク

『ガンパウダー・ミルクシェイク』(3月18日(金)公開)より、ナヴォット・パプシャド監督が映画史に残る傑作アクション映画にオマージュを捧げた、ポルシェ爆走カー・チェイス場面が解禁された。

ネオンきらめくクライム・シティにひっそりと佇む図書館。そこは殺し屋の女性図書館員たちが運営する数々の“本”が所蔵されている武器庫だった―。本作は、そんな奇想天外なアイデアを発端に、飛び交う銃弾、ほとばしる血しぶき、渦巻く硝煙の中に女たちの連帯と共闘を描いたアクション大作。

爆走カー・チェイス場面の舞台となるのは、組織ご用達の病院の地下駐車場。真っ赤なポルシェのハンドルを握るのは…なんと8歳と9ヵ月の少女エミリー(クロエ・コールマン)だ。エミリーは、殺し屋たちの策略により筋弛緩剤を打たれ、両手が不能になったサム(カレン・ギラン)の膝の上に座り、ハンドルとギアを担当。アクセルとブレーキを操るサムとのまさかの“操り人形状態運転”で、殺し屋たちの猛追を見事に交わしていく。

サムの膝の上でハンドルを握るエミリーが「運転している!」と無邪気な感想を漏らしたのもつかの間、ポルシェの前に現れたのは2台の黒塗りの車が。組織の男たちが車窓から身を乗り出して一斉に射撃してくる。驚くエミリーにサムは「銃は気にしないで!」「リバースに入れて!」「左にハンドルを切って!」「ドライブ!」「また左!」などとテキパキと運転指示。エミリーもその通りに実行していく。激しいクラッシュを挟みつつ、真っ赤なポルシェは見事なまでに追手の敵車の目を欺いていくが……。

ガンパウダー・ミルクシェイク

運転席、エミリーの手元、ボンネット、敵車の追走―。目まぐるしい視点の変化とアグレッシブなカッティング編集が生む迫力度は、“操り人形状態運転”という特異な状況も相まって、冒頭から沸点に達している。この斬新カー・チェイスについてナヴォット・パプシャド監督「駐車場での追跡シーンは、『ブリット』や『フレンチ・コネクション』のような1970年代のカー・チェイス映画へのオマージュにしたいと思った」と、名匠による不朽の名作への愛着を口にしている。

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