映画『傲慢と善良』(9月27日(金)公開)でW主演を務める藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と奈緒が、原作小説の魅力を語るコメントが到着。あわせて場面写真が解禁された。
男女それぞれの視点でリアルな恋愛観と価値観を描き、世代を超えて共感を呼んだ辻村深月によるベストセラー「傲慢と善良」。読む者の立場によっても全く異なる印象を与える恋愛ミステリーを、元々原作の大ファンであったという藤ヶ谷と奈緒は、何を感じ、どのように演じたのか。
発売当初から衝撃を受け、これまでも様々なメディアで“好きな小説”として紹介し映像化を熱望してきた藤ヶ谷だったが、今回ようやく念願叶い「この本に出会ってから、いろんな人に『絶対読んだ方が良い』とお勧めしています。だから『こうありたくなかったな』っていう傲慢な自分になっています(笑)。もっと早く出会ってたかった本ですよね。10代で出会ってたら、また違った20代のスタートだったのになって。未だに刺さり続けていて、辻村先生の書く言葉たちが、とにかく心に残るし、あの時、自分が置いてきた気持ちを先生が言語化してくださったみたいな、そんな勘違いの出来る一冊です」と人生の中で特別な一冊である「傲慢と善良」への思いを寄せる。
また、藤ヶ谷と同じく辻村深月作品に並々ならぬ思いがあふれる奈緒は「私は辻村さんの小説が本当に大好きな中で、今回の映画は、改めて男女のすれ違いってすごくミステリーなんだなって思ったんです。真実の“嘘”について、気づくポイントが男女で全然違ったり、読者の中でもすれ違いが起きるって、すごいことだなって思います。藤ヶ谷さんが(みんなに)『読んで』って言いたくなるのは分かります。出会ってほしいって思います。もし私が10代の時に出会ってたら、20代の間で出会ってきた自分の中の“傲慢さ”をもうちょっと許せたかもしれないとも思います」とコメントしている。
そんな原作愛にあふれる藤ヶ谷と奈緒のキャスティングに加え、繊細な心情描写と映像美に定評がある萩原監督がタッグを組み、登場人物の奥底に潜む繊細な心情描写をスクリーンに描き出した。完成した映画を鑑賞した辻村は本作の完成度を大絶賛。原作小説の行間にある架と真実の感情の機微を見事に表現した藤ヶ谷と奈緒の感情を揺さぶる演技にも注目したい。さらに、映画では、藤ヶ谷&奈緒を虜にしている原作にも描かれていないオリジナルの展開も。架と真実が婚活を通して成長していく過程は原作そのままに、映画オリジナルとなるクライマックスも見逃せない。
さらに、マッチングアプリで知り合った架と真実の出会いのシーンを切り取った新場面写真も到着。長年つきあった彼女にフラれたことをきっかけに、婚活を始めた架は、アプリを通じて何人もの女性とデートを重ねるが、なかなかしっくりこない。そんな中、控えめで気の利く真実と出会い、交際を始めやがて婚約するが、ある日、突然真実が失踪を遂げるー。
ストーリー
仕事も恋愛も順調だった架だったが長年つきあった彼女にフラれ、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く真実と付き合い始めるが1年たっても結婚に踏み切れずにいた。しかし、真実からストーカーの存在を告白された直後、「架くん、助けて!」と恐怖に怯えた着信を受ける。彼女を守らなければとようやく婚約したが、真実が突然姿を消した。両親、友人、同僚、過去の恋人を訪ね居場所を探すうちに、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知るのだったー。
『傲慢と善良』
出演:藤ヶ谷太輔 奈緒
倉悠貴 桜庭ななみ / 阿南健治 宮崎美子
西田尚美 前田美波里
原作:辻村深月『傲慢と善良』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
監督:萩原健太郎
脚本:清水友佳子
音楽:加藤久貴
主題歌:なとり「糸電話」(Sony Music Records)
製作幹事:エイベックス・ピクチャーズ
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:アスミック・エース
(C)2024 映画「傲慢と善良」製作委員会
公式サイト:https://gomantozenryo.asmik-ace.co.jp
公式X:@goman_zenryo
公式Instagram:@goman_zenryo
9月27日(金)全国公開!
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