アカデミー賞受賞監督クリント・イーストウッド監督・主演最新作『運び屋』は3月8日(金)より全国公開となる。昨年12月14日に全米公開を迎えた本作が、ついに全米興収1億ドル突破の大ヒットを記録、イーストウッド監督史上では6本目の快挙を達成した。
これまで1億ドルを超えた監督作品は、トム・ハンクスを迎え多くの命を救った英雄から一転、容疑者とされた航空機機長を描いた『ハドソン川の奇跡』、全世界で社会現象化する大ヒットを記録したブラッドリー・クーパー主演作『アメリカン・スナイパー』、退役軍人とアジア系移民一家との交流を描いた『グラン・トリノ』、そして、アカデミー賞(R)に輝いた『ミリオンダラー・ベイビー』と『許されざる者』の5作品だ。この大ヒットを記念し、新たな傑作誕生を告げる新予告映像と場面写真が解禁とされた。
俳優クリント・イーストウッドが自身の監督作としては『グラン・トリノ』(09)以来、10年ぶりの主演作としてスクリーンに登場。「今のハリウッドには自分が演じられる作品がない」といい、一時は俳優引退もほのめかしたこともある名優の心を動かしたのは、前代未聞の“アウトロー”の実話。イーストウッドが演じるのは、一度に13億円相当のドラッグを運んだこともある伝説の運び屋アール・ストーン。その素顔は、家庭より仕事を優先し家族に愛想を尽かされ、事業にも失敗し、自宅を差し押さえられてしまった孤独な90歳の老人だ。初解禁された場面写真は、眉間にしわを寄せて何かを見つめるアールの姿をとらえている。
同時解禁となった映像は、新たな傑作『運び屋』のエッセンスを凝縮した特別版。「家族は宝だ。だが俺が身勝手すぎた」と独白するアールは、「車の運転さえすれば金になる」仕事を引き受けることになる。だが、その仕事は巨大麻薬組織の運び屋だった。麻薬取締局捜査官たちが「信じられない距離を走っている」と驚愕する伝説の運び屋を、イーストウッドが俳優としての集大成となる演技で体現する。
気ままな安全運転で大量のドラッグを運び警察を翻弄、巨大麻薬組織からも一目置かれた史上最高齢の運び屋アールに、遂に警察の捜査の手が迫る。「これで最後だ」というアールの意味ありげな言葉の先に、どんな結末が待ち受けているのか。果たして男は逃げ切れるのか。
イーストウッドが演じるアールを追い詰める麻薬取締局の捜査官には、『アメリカン・スナイパー』でアカデミー賞(R)主演男優賞ノミネート、初監督作『アリー/ スター誕生』が本年度ゴールデン・グローブ賞主要5部門に選出されたことで話題のブラッドリー・クーパー。さらに、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィーストといったアカデミー賞(R)の常連俳優が脇を固め、実娘であるアリソン・イーストウッドが主人公の娘を演じ、新進のタイッサ・ファーミガら、豪華キャストが顔を揃える。全米で1億ドルを超える大ヒットを記録し、日本公開の期待も高まるクリント・イーストウッドのサスペンスの傑作『運び屋』にご注目頂きたい。
作品タイトル:『運び屋』
監督/出演:クリント・イーストウッド(『許されざる者』(92) 『ミリオンダラー・ベイビー』(04) 2作品でアカデミー賞(R)監督、作品賞受賞)
出演:ブラッドリー・クーパー(『アメリカン・スナイパー』アカデミー賞(R) 主演男優賞ノミネート)
ローレンス・フィッシュバーン(『TINA/ティナ』アカデミー賞(R) 主演男優賞ノミネート)
アンディ・ガルシア(『ゴッドファーザーPARTⅢ』アカデミー賞(R) 主演男優賞ノミネート)
マイケル・ペーニャ(『オデッセイ』)、ダイアン・ウィ―スト(『ハンナとその姉妹』『ブロードウェイと銃弾』(アカデミー賞(R) 助演女優賞受賞)
アリソン・イーストウッド(『タイトロープ』『真夜中のサバナ』『目撃』)、タイッサ・ファーミガ(『死霊館のシスター』)
脚本:ニック・シェンク(『グラン・トリノ』)
原題:“THE MULE”
レイティング:G
上映時間:1時間56分
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:www.hakobiyamovie.jp #運び屋
コピーライト:(c)2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
3月8日(金)全国ロードショー
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