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『浜の朝日の嘘つきどもと』大久保佳代子が長台詞に挑戦!高畑充希に“映画の仕組み”を説明する本編映像シーン

浜の朝日の嘘つきどもと

映画『浜の朝日の嘘つきどもと』(9月10日(金)全国公開)より、高畑充希演じる浜野あさひに、大久保佳代子演じる茉莉子先生が“映画の仕組み”を説明する本編映像シーンが公開された。

『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督がオリジナル脚本で挑んだ本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身、26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束<「朝日座」再建>のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する物語。

今回解禁された映像は、茉莉子先生が放課後、高校の視聴覚室で元気のない様子の浜野あさひにこっそりお気に入りの映画を見せた後、おもむろにフィルムの説明を始めるカットから始まる。夕暮れが差し込む視聴覚室と、茉莉子先生の優しい語り口、頭上のポップなイラストによって柔らかい雰囲気で進むシーンだ。このシーンで茉莉子先生はあさひにフィルムの投影方法を説明し、「人の目って残像現象」「要するに半分は暗闇を観てるってこと」と話す。「半分暗闇みながら、感動したり笑ったり」「だから映画好きって根暗が多いのかもね、でもなんかいいよね」と笑う茉莉子先生を見つめ、何かを感じ取った風に「面白い」と呟くあさひだったが、ここから映画の魅力に気づき、のちに朝日座再建に乗り出すことになる。

大久保はこのシーンで長台詞に挑戦。慣れない女優業ということもあり、どんな工夫をしたかというと、5月に行われた本作の完成報告イベントでは「セリフすべてを覚えなくてもいいパターンもあるのかな?と思って、先輩(高畑)にコソッと聞きました」と話した。その質問に対して高畑は「最悪カンペを近くに置いて読んじゃえば?」と助言したそう。注目の長台詞シーンだが、そんな不安を感じさせない、魅力溢れるシーンとなっている。

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