映画『はるヲうるひと』(6月4日(金)公開）の本予告映像が公開された。
本作は、佐藤二朗が主宰する演劇ユニット【ちからわざ】で2009年に初演、2014年に再演され演劇界からも絶賛された舞台を、佐藤自身の原作・脚本・監督、さらに出演で映画化。
主演に山田孝之、共演には仲里依紗、坂井真紀らが集結し、映画化を望んでいた佐藤が約5年を掛けて完成させた本作は、2019年度第35回ワルシャワ映画祭の1-2コンペティション部門（長編監督2作目までの部門）正式出品に続き、第2回江陵国際映画祭（2020年11月5-7日開催）にて最優秀脚本賞を受賞。
佐藤監督曰く≪架空の島の売春宿で、生きる手触りが掴めず、死んだ様に生きる男女が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし。≫という本作は、≪人はなぜ笑うのか？≫という投げかけと共に、実力派キャスト陣によって全ての人達に“生きるためのエネルギーを漲らせる”作品となっている。
“笑え、殺したいほど憎くても。”という強烈なコピーが象徴する、切なくも壮絶な世界観、監督・キャスト・スタッフが全身全霊でフィルムに刻み込んだ≪映画を超えた魂の記録≫となっている本作に期待が高まる。
映画『はるヲうるひと』は6月4日（金）よりテアトル新宿ほか全国公開。
