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『皮膚を売った男』運命がここから変わる…<悪魔>と<ファウスト>の奇妙な契約を収めた本編映像初解禁!

第77回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門で主演のヤヤ・マヘイニが男優賞を受賞したほか、東京国際映画祭でも正式出品され、さらに第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた話題作『皮膚を売った男』(2021年11月12日(金)公開)より、本編映像が解禁された。

主人公サム(ヤヤ・マヘイニ)は、当局の監視下にあり国外へ出られなくなってしまう。海外で離れ離れになってしまった恋人に会うためなんとかして出国したいと考えていた彼は偶然出会った芸術家からある提案を受ける。それは、背中にタトゥーをし、彼自身が”アート作品”となることだった…。芸術品となれば大金を得ることができ、展覧会の度に海外にも行ける。恋人に会うためオファーを受けたサムだったが、次第に精神的に追い詰められてゆく。高額で取引されるサムを待ち受ける運命とは…。

解禁された映像で、薄暗い部屋でお酒を片手に話すのは主人公サム<ファウスト>と世界的芸術家のジェフリー<悪魔>だ。「ベルギー出身で、アメリカ人でもある」と語るジェフリーに対し、身分の違いを痛感したサムは「恵まれた側の人間か」と皮肉を口にする。さらに続けて「ガールフレンドがベルギーに」と少し悲しい表情を浮かべ、ビザが取得できないことから離れ離れになってしまったガールフレンドのアビールのことを話し始める。

会えない理由をしつこく聞かれ頭に血が上ったサムは「無理なんだよ!あんたには可能でもね」と強く当たる。そんなサムに対し、ジェフリーは「必要なのは空飛ぶじゅうたんだ。私があげよう」と救いの言葉を投げかける。その意味の分からない言葉に「なぜだ?ランプの魔人なのか?」と嘲笑うサムだが、その言葉こそサムの運命を180度変える悪魔の囁きだった―。「僕の魂が欲しい?」と悪魔との等価交換を覚悟したサムに対し、ジェフリーは「背中が欲しい」と射るような眼差しで契約の全貌を明かした。

自由に動ける空飛ぶじゅうたんの代わりに、悪魔に背中を受け渡したサムの運命やいかに―。その先に待ち受けるのは幸せか、それとも不幸か。衝撃の結末はぜひ劇場で。

皮膚を売った男
皮膚を売った男
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