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『HOKUSAI』2021年夏、台湾での公開決定&配給会社のコメント到着!アジア、中南米など約30カ国以上からもオファー

HOKUSAI

代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が新千円札やパスポートに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト・葛飾北斎の知られざる生涯を初めて描く映画『HOKUSAI』が2021年5月28日(金)に公開となる

本作は、その人生に関する資料がほとんど残されていない北斎の生涯を、歴史的資料から得た事実を繋ぎ合わせて生まれたオリジナル・ストーリーで、今までほとんど語られる事のなかった青年時代の北斎をも描いている。

自由が制限されていた江戸という時代に自身の信念を貫き、生涯を通して絵を描き続けた北斎。先が見えない不安の中に生きる我々が学べる事も多く、コロナ禍の今だからこそ、”北斎の生き様”は世界から注目を集めている。

この度、2021年夏公開となることが決定した台湾では、昨年、葛飾北斎の作品も扱った「江戸風華-五大浮世絵師展」(2020年1月18日~4月19日)が台北市で開催され、北斎の絵を一目見ようと10万人を超える来場者が訪れるほどの盛況となった。

さらに、韓国の東アジアや中南米エリアなど約30か国以上からオファーを集め、劇場、配信、テレビ放送などの準備が進められている『HOKUSAI』。現在も、ヨーロッパや北米での公開も準備中といい、北斎旋風は止みそうにない。

なお、台湾での公開決定を受け、配給会社ifilmからコメントも到着したコメントは以下の通り。

目次

配給会社ifilm コメント

弊社は今までたくさんの日本映画を配給させていただきました。是枝和裕監督や三谷幸喜監督の作品、また阿部寛さん主演の『テルマエロマエ』、アニメ映画に関しても新海誠監督の『君の名は。』をはじめ、細田守監督の『未来のミライ』、『バケモノの子』などを配給しました。

今回の『HOKUSAI』に関しては、まず北斎という人と彼の作品は世界的に有名ですごく人気があります。台湾でも一番よく知られている日本人だと思います。昨年行われた台湾の北斎展覧会では、初めて彼の作品が台湾の人たちにお披露目となり、大変人気を博していました。

「HOKUSAI」という映画はあまり知られてない北斎の生涯、また同じ江戸時代に活躍した絵師たちのことも描かれていますが、この映画を通じで台湾の人達に浮世絵だけではなく、その絵の裏にある背景をもっと深く理解してもらうことができると思います。これが私たちが配給したいと思った一番の理由です。

また「HOKUSAI」は豪華なキャスティングで、柳楽優弥さん、田中泯さん、阿部寛さんをはじめ、台湾の観客によく知られている俳優さんたちばかりなので、とても期待しています。


“絵で世界は変わるのか?”
描き続けた生涯、今明かされる、北斎のすべて。

<INTRODUCTION>
九十年の生涯で描いた作品三万点以上。孤高の絵師の生き様が、今初めて描かれる。
何のために、描き続けるのか?

時は江戸。幕府によって表現者たちが自由を奪われていた時代に、自分の道を貫き、ひたすら画を描き続けた一人の絵師がいた。
誰もが知る“あの波”を生み出した天才絵師、葛飾北斎である。ゴッホ、モネなど名だたる印象派アーティストたちを刺激し、今なお工芸、彫刻、音楽、建築、ファッション、デザインなどあらゆるジャンルで世界に影響を与え続ける北斎。しかし、若き日の北斎に関する資料はほとんど残されておらず、その人生は謎が多い。本作は、歴史的資料を徹底的に調べ、残された事実を繋ぎ合わせて生まれたオリジナル・ストーリー。今までほとんど語られる事のなかった青年時代の北斎をも描いている。
演じるのは、『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭の男優賞を史上最年少で受賞した柳楽優弥と、国際的なダンサーとしても知られる田中泯
W主演でそれぞれ若き日と老年期の北斎を体現する。北斎を見出す版元の蔦屋重三郎には阿部寛。晩年の北斎に最も影響を与える戯作者の柳亭種彦を永山瑛太
そして、北斎の一つ先を行く美人画の大家・喜多川歌麿を玉木宏が熱演。北斎の怒涛の人生に共鳴した豪華キャスト陣が集結した。
画狂人生の挫折と栄光。幼き日から九十歳で命燃え尽きるまで、絵を描き続けた彼を突き動かしていたものとは?信念を貫き通したある絵師の人生が、170年の時を経て、今初めて描かれる。

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