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『アイスクリームフィーバー』吉岡里帆&モトーラ世理奈が渋谷の街を疾走…主題歌「氷菓子」が印象的な本編映像解禁!

アイスクリームフィーバー

広告、ファッション、TVドラマ、企業ブランディングなど様々なフィールドで活躍するアートディレクター、千原徹也の初監督作品『アイスクリームフィーバー』(上映中)より、本編映像が解禁された。

本作で初めてメガホンをとった千原は「映画制作をデザインする」と題し、長年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築。従来の映画製作のやり方にとらわれない手法で挑んだ意欲作。10代から30代までの4人の女性を中心に、彼女たちの“想い”と“人生”が交錯するラブストーリーが展開され、どの部分のカットを切り取っても絵になる映像となっている。

原案は、川上未映子の短編集「愛の夢とか」(講談社文庫)内収録の「アイスクリーム熱」。国内外問わず圧倒的共感と文学的評価を得る川上未映子の小説、初めての映画化作品となる。

今回解禁されたのは、アイスクリーム屋で偶然にも出会った菜摘(吉岡里帆)と佐保(モトーラ世理奈)が、高ぶる感情を抑えられずに夜の渋谷の街を疾走する、本作の中でも重要なワンシーン。映像では、はじめて心を通わせる菜摘と佐保の姿、そして優(松本まりか)の姪で父親探しをしていた美和(南琴奈)も自身の気持ちに折り合いをつけ、互いに複雑な感情を抱いていた二人の心が次第にほどけていく姿が映し出されていく。そんな彼女たちに、吉澤嘉代子が本作をイメージして書き下ろした主題歌「氷菓子」 がやさしく寄り添い、直接交わることのなかった女性たちの物語がゆっくりと“アイスのように”溶け合う、幻想的かつ美しくもエモーショナルなシーンに仕上がっている。

主題歌「氷菓子」は、幾度となく吉澤とタッグを組んできた千原が、吉澤へ“いつか映画を撮ることになったら、主題歌をお願いしたいです”という約束を交わしていたことがきっかけで実現。楽曲を手がけた吉澤はのちに「1年くらいほぼ千原さんのことしか考えていませんでした」と千原へ明かしていたという。主題歌の発表時には、吉澤は「いざ歌をつくるとき、最後には真夜中のれもんらいふでひたすらひらめきを編む貴方を浮かべていました。人生は優しく繋がっている、私もそんな歌を書きたかったのです。何でも持っていそうだから何も渡せなかった千原さんにやっとプレゼントができました」とコメントを寄せている。

千原監督ならではの新感覚な魅力が広がる本作の世界観に、見事に融合した主題歌「氷菓子」。ふたりの絆から生まれた主題歌にも改めて注目して、何度でもスクリーンで楽しんでいただきたい。

また、映画公式サイトでは今回公開となった本編シーンのほか、「問題は、私か私じゃないかだから」と「イヤリングは誰からのプレゼント?」の2本の本編映像も公開中。

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