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『1秒先の彼』岡田将生を「お義兄さん」と慕うしみけんの初演技にも注目!仲良し家族の賑やかな同居生活シーンを解禁

監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、岡田将生と清原果耶がW主演を務める『1秒先の彼』(7月7日(金)公開)より、岡田演じるハジメをとりまく、濃すぎるキャラクターが登場する本編映像が解禁した。

京都の長屋で、ガングロギャル&ギャル男である、妹・舞、舞の彼氏・ミツルとの3人で暮らしているハジメ。解禁されたのは、せっかちで口の悪いハジメに負けず劣らずの強烈な個性を持つふたりとの賑やかな同居生活を切り取ったワンシーンとなっている。

想いを寄せる桜子とのデート前夜、ハジメは、舞とミツルと京都のご当地ソング<女ひとり>を歌い乾杯。浮かれるハジメに、舞とミツルは「今度はちゃんとゆっくり付き合うんやで。せめて、せめて1年付き合おう」「がっついちゃだめ、お義兄さん。ちょっと焦らすくらいがいいんですから」とアドバイス。さらに舞は「LINEのスタンプポンポン送っちゃだめよ、あれ脅迫やから。スタンプハラスメントやで」と、せっかちゆえに今まで恋愛でたくさん失敗してきたハジメにズバリ忠告。ハジメの“イケメンなのに残念”な性格をミツルも危惧しているようで、「幸せになってもらいたいんです、お義兄さんには。中身はともかく、見た目はいいんだから。結婚するまで、本性隠して中身は出さない!」と指南する。そして「次はどんなデート?」という質問にハジメが「一通り京都を観光したら、夜は成り行きで…」と言うと、「早!」とハモる舞とミツル。ハジメが「桜子ちゃんが明日は全部、ハジメさんにお任せしますって言うたんやから」と力説すると、「きしょー!」とさらに引くふたり。しかし、散々な言われっぷりにも関わらず、ハジメはまんざらでもなさそうな様子だ。

舞を演じるのは、『茜色に焼かれる』(21)で各賞の新人俳優賞を多数受賞して今注目を集める女優、片山友希。そしてミツル役を演じるのは、本作が映画初出演となるしみけん山下監督の「妹の彼氏がしみけんさんのような人だったら面白いよね。だったら、しみけんさんにお願いしよう!」という考えで抜擢されたのだそう。真っ黒に焼いた肌、盛りすぎメイクとカラコンでガングロギャル&ギャル男に見事に変身している。岡田との3人での撮影現場は、シーンどおりとても和気あいあいとしたものだったといい、3人とも「夢のように楽しい撮影だった!」と振り返っている。

しみけんは、映画の撮影現場が初めてで緊張していたというが、その初々しい姿勢をみた岡田は、「僕ももっと純粋にお仕事をしようと思いました」と真摯に演技に向き合う姿に感化されたことも明かしている。そして山下監督も「すごく真面目な方。もっと俳優として他の作品に出てもいいと思う」と“俳優・しみけん”の可能性を期待する声を寄せている。

せっかちなハジメ、のんびり屋のレイカ以外にも、多くのクセの強い人物が登場し、脚本・宮藤官九郎の唯一無二のキャラクター造形が光る本作。一風変わったストーリーを彩る、個性豊かで魅力的なキャラクターにもぜひ注目してほしい。

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