本作は作家コリーン・フーヴァーによる著書(日本語版タイトル:「イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる」二見書房刊)の実写映画。理想のフラワーショップを開くという夢を実現すべく、ボストンにやってきた若き女性リリー(ブレイク・ライブリー)は、クールでセクシーな脳神経外科医ライル(ジャスティン・バルドーニ)と出会い情熱的な恋に落ちていく。
主演を務めるのは、当時20歳で「ゴシップガール」に出演したことで一躍有名となったブレイク・ライブリー。「ゴシップガール」では幼少期からの友人と恋愛関係に発展したり、同じ相手との交際と別れを繰り返す恋多き女性セリーナ役を好演し、“若者の恋愛”を等身大で披露したことで多くの視聴者の共感を呼んだ。そんなブレイクが、本作では“大人の恋愛”を披露する。
この度、解禁となった映像はリリーの人生が綴られる本作の“始まり”とも言えるライルとの出会いのシーン。地元で執り行われた父の葬儀を終えてボストンに戻ってきたリリーは、ビルの屋上でライルと偶然出会う。会話ではジョークと本音を交える“恋愛の駆け引き”を披露し、初対面とは思えない親近感を感じ始めた二人が互いの距離感をはかる姿からは大人の色気と余裕が溢れ出ている。
ブレイクは「この作品はリリーの初恋と新しい恋が描かれます。彼女の人生の浮き沈みや、だれしもが経験するあらゆる感情が描かれており、とてもリアルで生々しいと感じました」と語るように、物語の前半では誰もが共感できる男女の恋模様が描かれており、“等身大のラブストーリー”を演じる大人なブレイクの魅力を堪能することができる。
二人の運命的な出会いと共に恋の始まりが映し出されるアイコニックなこのシーンはリリーの幸せな人生を予感させるが、物語の後半では状況が一変。リリーを大切に想うライルの愛は次第に望まぬ方向に加速してゆき、リリーへの暴力という形で表れ始める。自分の信じる未来を手にするため、リリーは過去の自分自身と向き合い、ある決意を胸にする。
ブレイクはリリーの人生の“美しい部分”以外も描かれる本作について「彼女の人生を形作るのは、美しい恋愛の部分だけではありません。挫けてしまいそうな困難やそれを乗り越えていくことも全て含めて彼女の人生なんです。そんな人生に正面から向き合う彼女の姿は性別や年齢を問わず誰から見ても美しいものなので、観客の皆さんも彼女の物語に共感できると思いますし、皆さんなら彼女が最後に下す決断も理解できると思います」と語る。
日本に先駆け公開されたアメリカでは公開時にSNSやレビューサイトで絶賛のコメントが寄せられ、既に1億4,851万ドル、全世界3億4,947万ドルの興行収入を記録(Box Office Mojo 調べ、11月19日時点)。日本でも先行試写が実施されると「映像や音楽が美しく、心惹かれるシーンが多くあった。自分の大切な人に贈りたくなる映画」「間違いなく傑作」「ブレイク・ライブリーの影がありながらも明るく華やかで、芯の強さを感じる演技が見事」といったコメントが寄せられた。
テイラー・スウィフトの名曲「My Tears Ricochet」に彩られ、逆境や困難に直面する一人の女性の強さと再生を描く物語『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』は11月22日(金)全国公開。
ストーリー
理想のフラワーショップを開くという夢を実現すべく、ボストンにやってきた若き女性リリー(ブレイク・ライブリー)。そこでクールでセクシーな脳神経外科医ライル(ジャスティン・バルドーニ)と情熱的な恋に落ちる。幸せで穏やかな日々を過ごす二人だったが、リリーを大切に想うライルの愛は、次第に望まぬ形で加速してゆく…。それは彼女が封じたかつての記憶を呼び覚ますものだった。自分の信じる未来を手にするため、リリーは過去の自分自身と向き合い、ある決意を胸にする――。
『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』
出演:ブレイク・ライブリー/ジャスティン・バルドーニ/ジェニー・スレイト/ブランドン・スクレナー
監督:ジャスティン・バルドーニ
原作:コリーン・フーヴァー(「イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる」二見書房刊)
2024年/アメリカ映画/2時間10分/レイティング:G
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:https://www.itendswithus.jp
11月22日(金)より全国の映画館にて公開