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新垣結衣×早瀬憩W主演『違国日記』本ビジュアル&本予告解禁 十明によるインスパイアソングも

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ヤマシタトモコ原作の漫画を、新垣結衣と早瀬憩のW主演で映画化する『違国日記』(6月7日(金)公開)の本ビジュアルと本予告が解禁された。

本作は、人見知りな小説家の高代槙生と、その姪・田汲朝の対照的なふたりの同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく物語だ。

解禁された本ビジュアルの舞台は、両親を亡くした朝が住むことになる叔母・槙生の部屋。小説家である槙生らしく部屋には所狭しと本が並び、パソコンにも多くのメモが貼られ、そんな家に住むことになった、まだ15歳の朝と不器用な槙生のぎこちない雰囲気が醸し出されている。

「わかり合えなくても、寄り添えることを知った――」というコピーも印象的で、別の人間だからこそ分かり合えないながらも、対照的なふたりが同居生活の中でどのような日々を紡いでいくのか、行方が気になる1枚となっている。

また本予告では、槙生と朝が戸惑いながらも心を寄せ合っていく姿が映し出されている。大嫌いだった姉を亡くし、その娘である朝を引き取ることになり戸惑い、迷う槙生を親友の醍醐と元彼の笠町が支えていく。朝の「なんで嫌いなの、お母さんのこと」という率直な質問に対し、「あなたの感情も私の感情も自分だけのものだから。分かち合うことはできない。あなたと私は別の人間だから」と真摯に答える槙生の言葉が《人は分かり合えなくても寄り添うことができる》という力強いメッセージを感じさせる。

映像で流れる劇伴は、『未来のミライ』(18)、『バケモノの子』(15)などの細田守作品や、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などの劇伴で知られ、CM音楽や執筆も手がける高木正勝によるもの。

また、インスパイアソング「夜明けのあなたへ」は、TikTokでの投稿が新海誠監督RADWIMPSの野田洋次郎に見出され、『すずめの戸締まり』(22)の主題歌「すずめ feat. 十明」を担当した十明が本作を見て書き下ろした楽曲。原作のファンだという十明のデモ音源が製作陣の耳に留まり、インスパイアソングが実現した。なお、十明から寄せられたコメントは以下の通り。

目次

十明 コメント(敬称略)

映画『違国日記』のインスパイアソングを作らせていただけたこと、とても嬉しく思っています。元々原作の漫画も大好きで、何度も何度も読み返しました。そしてこの作品の中の強く柔く美しい人々が映像として動き出した時、心揺さぶられました。「夜明けのあなたへ」という楽曲は、彼女たちに向けて手紙を書くような気持ちを歌っています。
そして、私自身の素直な気持ちを歪めることなく描くことが出来たように思います。

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