「階段島。僕たちはある日突然、この島にやってきた。どうして島にやってきたのかを知る人はいない。島の秘密なんてものを、解き明かしたいとは思わない。――この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる」
「僕たちは初めから、矛盾しているんだよ」悲観主義の七草と、理想主義の真辺由宇。根本から矛盾し合っている二人が、階段島で再会した。
奇妙だけれど平和で安定した生活を送る住民たち。そんな彼らの日常は、真辺由宇の登場によって大きく動き始める。
奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。
僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。
第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター読みたい本ランキング」第1位を獲得した河野裕の『いなくなれ、群青』の実写映画化。4月26日にシリーズ完結巻が刊行される本作は、累計85万部の人気青春ミステリー小説である。
主演は、数々の映画で主演を務め若手実力派としての実績を重ねる注目俳優・横浜流星が、ミステリアスな雰囲気を身にまとう「七草」を演じる。また共演に、誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女「真辺由宇」を飯豊まりえが透明感溢れる演技で体現する。
監督は新鋭・柳明菜が務める。脚本は、映画、TV・映画『賭ケグルイ』、映画『3D彼女 リアルガール』、TV「極道めし」などの高野水登が担当。
この度、第一弾となるポスター、第一弾チラシが完成しした。チラシは、「人口2000人程度の謎だらけの島、階段島。ここは捨てられた人たちの島。誰もこの島へ来た理由を知らない。」で始まるイントロダクションと、横浜流星、飯豊まりえの、美しく儚い場面写真のみで構成されている。
また、横浜流星、飯豊まりえのほか、黒羽麻璃央、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆ら、数々の舞台、ミュージカル、映画などで今注目を集める若手俳優たちが集結し、物語の重要なキャラクターを演じる。さらに伊藤ゆみ、片山萌美、君沢ユウキ、岩井拳士朗らキャスト陣も出演。
黒羽麻璃央コメント
全体的にイメージとして仄暗い印象だけど、
ところどころに出てくる人間の言葉に光があると思いました。
不思議な作品に僕自身魅了されてました。
僕が演じさせていただいた役もそんな作品の象徴的な存在になっていればと思います。
さらに、本作の主題歌が、小林武史がプロデュースし、Salyu「僕らの出会った場所」に決定した。楽曲は、本作「いなくなれ、群青」の世界観にインスピレーションを受けて、小林武史が本作のために書き下ろした新曲となる。Salyu×小林武史による映画主題歌書き下ろしは実に5年半振りだ。
また、劇中音楽を、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」、TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」、TVアニメ「化物語」などの神前暁が担当することが決定した。映画「いなくなれ、群青」の空気感を繊細な旋律で包み込む劇中音楽にぜひご期待いただきたい。
Salyuコメント
様々に存在する愛の物語の中でも
少年少女の心を歌うことは
また特別なことです。
ひょっとして、それは
この映画のテーマみたいに
自分が成長過程の中で
決して放さなかったもの
或いは切り離したものを
思い出すことになるから
なのかもしれません。
映画のみずみずしい世界観に
魅了されました。
参加させて頂いたことに
感謝です。
<Salyu プロフィール>
2000年4月、Lily Chou-Chouとして2枚のシングルをリリースし彼女の歌が全編にフィーチャーされた映画『リリイ・シュシュのすべて』が公開、 そのオリジナル・アルバムとして『呼吸』をリリース。
2004年、シングル『VALON-1』でSalyuとしてデビュー。
2005年、1stアルバム『landmark』をリリース、翌年にはBank Band with Salyuとして『to U』をリリースしレンジの広い音楽性の高さと圧倒 的な「声」の存在感が注目を集め広く知られるようになる。
2008年11月には、ベストアルバム『Merkmal』をリリースし、同アルバムホールツアーでは初の日本武道館公演も敢行。
2010年3月、セルフプロデュースとなるアルバム『MAIDEN VOYAGE』をリリース。これに伴い全国ツアー『Salyu Tour 2010 MAIDEN VOYAGE』も敢行。そして、新たなSalyu独自のポピュラリティーを開花させたシングル『LIFE(ライフ)』のリリース、初のコンボ編成での全国 ZEPPツアー『Salyu Combo Tour 2010 following navigation』を大成功させ、女性アーティストとしてのその地位を不動のものとした。
2011年4月13日には「salyu × salyu」プロジェクト第1弾としてCornelius=小山田圭吾との共同プロデュース作品「s(o)un(d)beams」を発 表し『salyu × salyu tour s(o)un(d)beams』は大盛況のうちに幕を閉じた。
2012年2月15日には4枚目となるアルバム「photogenic」をリリース。この作品を引っさげ、3月から『Salyu Tour 2012 photogenic』を開催 し、大盛況のうちに幕を閉じた。5月には自身初となるフルオーケストラとのコラボレーションライブを行い、大きな話題に。
6月には初の海外ライブとしてsalyu × salyuがロンドンのJAZZ CAFÉ LONDONとバルセロナで開催のSonar 2012に出演し、海外でも大 きな注目を集める。さらに、iTunes Storeにて全楽曲の全世界配信をスタートさせる。
7月には、テレビ東京系ロンドン五輪中継テーマソング『Physical』に“Bradberry Orchestra feat.スガシカオ、クリスタル・ケイ、Salyu”として 参加し、配信限定リリースをする。
12月にはsalyu × salyuとしてタイで開催されるBig Mountain Music Festival 4も参加。 2014年2月には映画「ゆるせない、逢いたい」/映画「家路」の主題歌となる『アイニユケル / ライン』を発売。 10周年となる2015年の4月には5枚目となるアルバム『Android & Human Being』を発売。 ライブを中心に精力的に活動を続ける。
作品タイトル:『いなくなれ、群青』
出演:横浜流星 飯豊まりえ
矢作穂香 松岡広大 松本妃代 中村里帆 / 黒羽麻璃央
伊藤ゆみ 片山萌美 君沢ユウキ 岩井拳士朗
監督:柳明菜
脚本:高野水登
音楽:神前暁
主題歌:Salyu「僕らの出会った場所」
主題歌プロデューサー:小林武史
配給:KADOKAWA/エイベックス・ピクチャーズ
公式サイト:inakunare-gunjo.com
公式ツイッター:https://twitter.com/InakunareG
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/inakunare_gunjo/
コピーライト:(C)河野裕/新潮社 (C) 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
9月6日(金)全国ロードショー
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