北欧発のサイキック・スリラー『イノセンツ』(7月28日(金)公開)より、60秒予告とキャラクターポスターが到着した。
舞台はノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子供たちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で、新しい力を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめるのだった。
監督を務めたのは、『わたしは最悪。』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクト。本作はフォクト監督の長編二作目で、日本劇場初公開の監督作品となる。団地を舞台に子どもがサイキック・バトルを繰り広げると言えば、大友克洋の「童夢」を想起する人も多いはずだが、まさにフォクト監督は「童夢」からインスピレーションを受けて本作を創り上げた。
予告は、団地に引っ越してきた9歳の少女イーダに、同じ団地の別棟に住むベンが「引っ越してきたの?」と声を掛けるシーンから始まる。イーダ、姉のアナ、ベンと、アイシャの4人が公園で無邪気に遊ぶなか、アナの隣で不気味に皿が回り続ける様子や、大人たちの目が届かない団地や森の中で戯れ合い、サイキック・パワーのテストを繰り返していく様子が映し出されている。
そして、ベンが母親に「話を聞いているのか」と顔を掴まれ、怨念のこもったサイコキネシスを思わせる表情で「人も操れるんだ」と言ったのち、暗がりで何者かが暴行を受ける衝撃的なシーンに続く。病院に運ばれたイーダが母親に「意地悪な子がいたらどうする?」と恐怖に打ち震えながら吐露する。“無垢なる恐怖”がエスカレートしていく狂気的なシーンが畳み掛けられた後、イーダは「ただ遊んでいただけ」とつぶやくシーンで終わる。
あわせて解禁されたキャラクターポスターは、主人公の少年少女の顔を全面に配したビジュアルとなっており、4人の感情の揺らぎを繊細にすくい取っている。さらに、このキャラクターポスターの迫力を生かした、グラフィック・デザイナー 石井勇一によるチラシ裏面のビジュアルも到着した。
ストーリー
ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子供たちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で、新しい”力”を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめるのだった。
作品タイトル:『イノセンツ』
出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、サム・アシュラフ、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラ
監督・脚本:エスキル・フォクト
撮影監督:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン
音楽:ペッシ・レヴァント
2021年/ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン/ノルウェー語/117分/シネマスコープ/カラー/5.1ch/原題:De uskyldige/英題:THE INNOCENTS/日本語字幕:中沢志乃
提供:松竹、ロングライド
配給:ロングライド
公式サイト:https://longride.jp/innocents
公式Twitter:https://twitter.com/innocents_movie
コピーライト:(c) 2021 MER FILM, ZENTROPA SWEDEN, SNOWGLOBE, BUFO, LOGICAL PICTURES
7月28日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
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