『犬ヶ島』ウェス・アンダーソン監督ならではの圧巻の世界観!細部までこだわりを感じる製作の舞台裏を捉えた特別映像解禁

犬ヶ島

全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)を手掛けたウェス・アンダーソン監督が贈る映画『犬ヶ島』がただいま大ヒット上映中!
全編にわたり日本を舞台とし、”ドッグ病”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描く本作。この度、メガ崎市とゴミ島(犬ヶ島)の対照的な世界観を生み出したウェス・アンダーソン監督の美術のこだわりが垣間見える特別映像が到着した。

20年後の近未来の日本を舞台に、“ドッグ病”にかかってしまったメガ崎市の犬たちが横暴な小林市長によってゴミ処理の島に追放されてしまった出来事から展開されていく本作。解禁された映像でも映し出されているように、人間や猫たちが活気あふれる姿で生活しているメガ崎市がカラフルなネオンで輝く混沌とした騒音の街である一方、犬たちが追放されたゴミ島=犬ヶ島には、紙クズや鉄クズの塊によって形成された殺風景な景色が広がっている。

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ウェス・アンダーソン監督の映画美術といえば作品によってテーマの決まったカラータッチが施されていることが特徴的だが、『ファンタスティック Mr.FOX』(日本・11)以来、ストップモーション・アニメーションによって、新たに生み出された最新作では、ウェスの目を通した日本特有のビビットカラーと、まるで絵本の世界を冒険しているかのような、荒涼としながらもワクワクを感じられずにはいられない幻想的で繊細な美術が満載。新たな傑作誕生の兆しが垣間見える映像に仕上がっている。

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日本を舞台とした仮想の街を生み出す上で、日本の実在の場所や、日本映画を参考にしたというウェスは、制作を振り返って「最後のシーンに登場する像はハチ公を参考にしているんだ。劇中のものは檻に入っているけどね。場所も、実際に存在する場所から影響を受けているけど、僕は行ったことがないんだ。でも、Google Earthで実際に歩くことができるんだよ!」と、驚愕の方法でロケハンを行っていたことを告白!さらに自身が敬愛する日本を舞台として扱った本作について「この映画は様々な要素をひとまとめに混ぜ合わせて完全にファンタジーとなっているけど、実際の日本文化、特に日本映画に惹かれたファンタジーとして、日本人のみんなが日本らしさを感じてもらえる作品になっていることを願っているよ。」とコメントを寄せた。

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劇中の随所に散りばめられたウェスのこだわりの数々は、映画を観る観客の視界を贅沢に彩ること間違いなし。歴代作品を遥かに凌ぐウェス・アンダーソンマジックたっぷりの本作を是非とも劇場の大きなスクリーンでご覧頂きたい。

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作品タイトル:『犬ヶ島』
キャスト:ブライアン・クランストン、コーユー・ランキン、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、野村訓市、グレタ・ガーウィグ、フランシス・マクドーマンド、スカーレット・ヨハンソン、ヨーコ・オノ、ティルダ・スウィントン、野田洋次郎(RADWIMPS)、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリ
監督:ウェス・アンダーソン
配給:20世紀フォックス映画

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/inugashima/
コピーライト:(c)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

大ヒット上映中!

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