笑いと涙の“恋のかけひき”の行方は『幸せのイタリアーノ』予告編&場面写真が一挙解禁 

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イタリア映画祭2023で注目を集めた『幸せのイタリアーノ』(7月26日(金)公開)の日本版予告編&場面写真が一挙解禁された。

リッカルド・ミラー二監督の長編映画11作目となる本作は、2019年に日本でも公開されたフランク・デュボスク監督『パリ、嘘つきな恋』(18)の舞台をイタリアに移し替えたリメイク作品。
主演は、数々のイタリア映画のヒット作品に出演するピエルフランチェスコ・ファヴィーノ。ヒロインを演じたミリアム・レオーネは、障がいを持つヴァイオリニストという難しい役どころに挑戦し、本作でイタリア映画記者組合よりコメディ女優賞を受賞した。

ジャンニ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)は、ハンサムで独身、スポーツマンで女たらしの49歳。一流のアスリートをフィーチャーする有名シューズブランドのトップでもある。女性を口説くためなら何でもする彼は、新しいターゲットを誘惑するために車いすに乗って憐れみを請う。というのも彼が障がい者に対して抱く唯一の感情が憐れみだからだ。

そんなジャンニが、ヴァイオリニストで車いすテニスにも情熱を注ぐキアラ(ミリアム・レオーネ)と出会い、人生で経験したことのない感情に激しく揺さぶられてしまう…。

解禁された日本版予告編は、主人公ジャンニの素行の悪さを匂わせつつ、イタリア色たっぷりのポップでユーモアあふれるつくりになっている。新しいターゲット・アレッシアを手中に収めようと奮闘するジャンニの前に現れたのは、足に障がいを持ったアレッシアの姉・キアラ。思いがけない<真実の?>恋心は、いつものジャンニらしからぬ、その調子を狂わせていく…。

よこしまな“恋”は“嘘”のはじまり―キアラが語る「あなたの希望は愛が長続きすることだけど、私の場合、始まること」という秘めた恋愛観に、心が揺さぶられる。

また後半、2人の恋が盛り上がるシーンでは、ザ・ローリング・ストーンズの2005年のアルバム「ア・ビガー・バン」に収録されている“ストリーツ・オブ・ラブ”が印象的に使用されている。果たしてジャンニと、ヒロイン・キアラの恋の行方はいかに。

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