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『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』初映像解禁 ポスタービジュアルには新たなコピーも

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『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(10月11日(金)公開)の特報が解禁された。

孤独だが心優しかった男が、歪んだ社会の狭間で<悪のカリスマ>に変貌していく衝撃のドラマを描き、第76回ヴェネツィア国際映画祭で〈金獅子賞〉に輝いたほか、第92回アカデミー賞で最多11部門ノミネート、ホアキン・フェニックスが主演男優賞の栄冠を手に入れた『ジョーカー』(2019)。

その最新作となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の主人公アーサー(ホアキン・フェニックス)は、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人として細々と生きていた孤独で心優しい男―。しかし彼は歪なカリスマ《ジョーカー》へと変貌を遂げる。

解禁された映像は、アーサーとレディー・ガガ演じるハーリーン・クインゼル(通称ハーレイ・クイン)の出会いの場面から始まる。心優しい男から《悪のカリスマ》へと変貌を遂げたアーサーに対し、「私は誰でもない、あなたと違って何もしてない」と心情を明かす。そして、一見みすぼらしい二人が座る客席と、舞台上のピエロメイクを施したジョーカーとハーリーンが流麗なメロディーにのせてポスタービジュアル同様にダンスを踊る姿が映し出されていく。

トム・ジョーンズの「What the World Needs Now Is Love」にのせて、アーサー、そしてジョーカーハーリーンの妄想とも現実ともつかないシーンが連続。映像の後半では、変化を問われたアーサーは「教えてやろう、もう俺1人じゃない」と答える。アーサーにはこの世界がどう見えているのだろうか。彼の狂気が“感染”し、徐々に変貌を遂げるようにも見えるハーリーンの身に一体何が起きたのか。ハーリーン・クインゼルと言えば、ジョーカーの精神科医として描かれることが多いが、今回レディー・ガガがどんなキャラクターを演じることになるのか、注目したい。

また、前作『ジョーカー』でも印象的な仕草やTVのセット、そして群衆の熱狂などの要素も随所に盛り込まれる一方、前作にはない舞台を思わせるような空間も映し出され、美しくも狂気に満ちた映像となっている。

そして特報解禁にあわせ、ポスタービジュアルには新たに【この世界は、ただの舞台】というコピーが添えられた。「ハムレット」「ロミオとジュリエット」などで知られる劇作家ウィリアム・シェイクスピアの喜劇「お気に召すまま」の有名な一説「All the world’s a stage(この世は、すべて舞台),And all the men and women merely players(男も女も、人は誰もが役者に過ぎない)」からインスパイアを受けているであろうメッセージに込められた意味とは―。

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