『ジョーカー』(2019)の最新作にして完結編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の新たな場面写真7点が一挙解禁された。
世界66か国で初登場No.1、日本での観客動員4週連続No.1となり、世界興行収入1,500億円(10億ドル)を超える大ヒットを遂げ、2019年公開当時、R指定映画史上歴代最高記録を樹立した『ジョーカー』(※)。第76回ベネチア国際映画祭〈金獅子賞〉、第92回米アカデミー賞では、作品賞、監督賞、脚色賞を含む最多11部門にノミネートされ、ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスが主演男優賞の栄冠を手に入れた。※Box Office Mojo調べ
コメディアンを夢見る、孤独だが純粋で心優しい男。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながらドン底から抜け出そうともがく彼が、理不尽だらけの世の中で、悪のカリスマ《ジョーカー》へと変貌を遂げるまでが描かれた前作。
その2年後が舞台となる最新作では、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走がさらに加速。ジョーカーはレディー・ガガ演じるリーと呼ばれる謎の女と出会い、ジョーカーの狂気がリーへ、そして群衆へと拡散。世界を巻き込むジョーカーの新たなショー=事件の幕が開く。
解禁された場面写真では、アイコンとも言える狂気的な笑顔を覗かせる“悪のカリスマ”ジョーカーや、未だにその正体が謎に包まれているリーの姿が写し出される。おなじみのピエロメイクを施したジョーカーと、そんな彼に憑りつかれたような表情を浮かべるリーの一枚や、ジョーカーと同じく顔にメイクを施し、虚ろな表情を浮かべる姿からも、ジョーカーの狂気が周りの者たちにも次々と影響を与え、世界を巻き込んでいく様が垣間見える。
そして、スポットライトに照らされるジョーカーとリーの二人。ジョーカーの狂気に当てられた者たちによる新たなショーが幕を上げ、社会への反逆が始まることを予感させる。
『ジョーカー』の続編製作に踏み切った理由についてトッド・フィリップス監督は「ホアキンが続編をやる唯一の理由は、彼にとって恐ろしいと感じる作品だったからだ。彼は前作の撮影で『一体何をやっているんだ?』という恐怖を毎日感じることを本当に楽しんでいた。そして今回も同じくらいの恐怖を感じたがっていたんだ。彼は『もしやるなら、それがうまくいかない可能性を感じたい』と言っていた。それがまさに僕にとっての続編を作る理由だった」と明かしている。
主演のホアキン・フェニックスも「危険性を感じない作品や、失敗する可能性が極端に低い作品は作る意味がない」と本作が前作以上の意欲作であること明かしており、観客の想像を超える“衝撃”が待ち受けていることを予感させる。
理不尽な社会の代弁者として祀り上げられたジョーカーは、果たして“悪のカリスマ”か、それとも“ただの弱気人間”か。かつて孤独で心優しかった男の暴走の行き着く先とは。『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は10月11日(金)全国劇場公開。
ストーリー
「生まれて初めて、俺は1人じゃないと思った」――理不尽な世の中の代弁者として祭り上げられたジョーカー(ホアキン・フェニックス)。彼の前に突然現れた謎の女リー(レディー・ガガ)とともに、狂乱が世界へ伝播していく。孤独で心優しかった男の暴走の行方とは?彼は悪のカリスマか、ただの弱き人間か?世紀のXデーの目撃者となれ。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツ
監督:トッド・フィリップス
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:JOKERMOVIE.JP
10月11日(金)全国劇場公開
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