講談社創業100周年記念出版作品、巨匠・北方謙三原作の「抱影」(講談社文庫刊)の実写映画化となる『影に抱かれて眠れ』が9月6日(金)より全国公開となる。この度、本予告映像が解禁となり、先に解禁されている30秒特報から、さらに物語に寄り添う映像が到着した。
主人公の冬樹と辻村、岩井の3人が野毛の街でキャッチボールを楽しむ印象的な場面で始まる本予告映像。これだけで3人の過去の関係性が浮き彫りになり、なぜ冬樹が身に起こる全てを受け入れる人生を選んでいくのかが推し測られるような場面となっている。平凡な日常が崩れ始める過程、更に冬樹をめぐる2人の女性との切なさと激しさがうかがえる場面なども登場。更に、余 貴美子さん、火野正平さんといったベテラン陣の登場する場面も盛り込まれ、より深みのある予告映像となっている。
ストーリー
硲(はざま)冬樹(加藤雅也)は、横浜でいくつかの酒場を経営する画家。毎晩のように自転車で店を巡回し、したたかに飲む。一方、画家としての才能は内外に名を知られる存在でもあった。そんな冬樹の平凡な日常が狂い始める。ある日、冬樹を兄貴と慕う岩井信治(カトウシンスケ)が傷を負って冬樹のもとに転がり込んできた。信治は、冬樹の店を辞めた後NPOの慈善団体、“碧(みどり)の会”の一員となって、横浜の街の闇に飲み込まれた女の子たちを救い出す活動をしていた。一人の未成年の女子を救うために窮地に追い込まれていた信治に冬樹は手を貸してしまう。そんな冬樹を守ろうとする店のバーテンダー辻村(松本利夫)。男たちの抗争に巻き込まれようとする中、冬樹は純愛を貫く人妻・永井響子(中村ゆり)の余命を知らされ、響子への愛を絵に描き写したいという思いが込み上げる。仲間を守るため、愛を貫くため、冬樹が下した決断とは――。冬樹の周辺の人間模様が複雑に交差するなか、果たして冬樹の人生はどんな終着点を迎えるのか・・・。
作品タイトル:『影に抱かれて眠れ』
出演:加藤雅也/中村ゆり、松本利夫、カトウシンスケ、熊切あさ美、若旦那/余 貴美子、火野正平/AK-69
原作:北方謙三『抱影』(講談社文庫刊)
主題歌:クレイジーケンバンド「場末の天使」 (ダブルジョイ インターナショナル / ユニバーサル シグマ)
監督:和泉聖治
脚本:小澤和義
プロデューサー:中野英雄
製作:BUGSY、ドリームエンタテインメント
上映時間:108分
配給:BS-TBS
配給協力:トリプルアップ
公式サイト:kagedaka.jp
コピーライト:(c)BUGSY
9月6日(金)丸の内TOEI2・横浜ブルク13他、全国順次公開
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