永野芽郁が主演を務め、大泉洋が共演する映画『かくかくしかじか』(5月16日公開)の主題歌を、TWICEの日本人メンバーであるMINA(ミナ)、SANA(サナ)、MOMO(モモ)の3人で構成されるユニット・MISAMOが担当することが明らかになり、併せて楽曲を使用した本予告と、本ポスターが解禁された。

原作は、「ママはテンパリスト」「海月姫」「東京タラレバ娘」などのヒット作を生み出している漫画家・東村アキコによる自身の実話「かくかくしかじか」(集英社マーガレットコミックス刊)。映像化の話が絶えなかった本作は、東村本人が、完璧な形での実現は不可能だろうと断り続けていたが、今回ついに東村自身が脚本を執筆し、映画化が決定した。
本作の主題歌である、MISAMOの書き下ろし楽曲「Message」は、優しく寄り添ってくれるようなミドルテンポのバラード。永野芽郁が演じる人気漫画家を夢見る明子と、大泉洋が演じる明子の恩師でありスパルタ絵画教師の日高とのすれ違いの日々や、明子が伝えられなかった思いを表現しているかのようなタイトルと歌詞も注目だ。

解禁となった本予告映像は、人気漫画家と恩師との出会いと別れが主題歌と共に描かれる。林明子は、幼いころから漫画が大好き。すくすくと成長し、すっかりお調子者でぐうたらな女子高生となった明子は、将来は漫画家になるという夢を叶えるべく、美大進学を志す。受験のため地元の絵画教室へ通うことになったが、そこで出会ったのは竹刀片手に怒号を飛ばしまくる“スパルタ”絵画教師、日高先生だった。
毎日毎日デッサンを繰り返し、先生による連日の超スパルタ指導に苦しむ明子。何があっても、どんな状況でも、生徒たちに描くことをやめさせなかった先生。次第に漫画家になるには宮崎では叶えられないと思う明子と、画家を目指すと信じる先生はすれ違っていき…。決して戻ることのできない日高先生とのかけがえのない日々に、思わず涙があふれる切ない映像となっている。
併せて解禁となった本ポスターは、ジャージ姿の永野と大泉がそれぞれ筆と竹刀を持っている姿が印象的なビジュアルになっている。
コメント
永野芽郁
MISAMOさんに書き下ろして頂いた「Message」という曲は、まるで明子が日高先生に向けたかったような、日高先生が明子に残したかったような、二人の9年間にわたる様々な思いが、この一曲に凝縮されているように思えました。この楽曲を本編の最後に皆様に聴いて頂けることを、心から楽しみにしております。
大泉洋
世界的アーティストのMISAMOさんが、この映画のために特別に楽曲を制作してくださったのだと強く感じました。
映画の台詞やエピソードが自然と思い出されるような楽曲であり、物語に深く寄り添う主題歌です。
映画で泣いて、そして「Message」を聴いて再び泣いてしまう――常に『かくかくしかじか』が頭に浮かぶ、素晴らしい楽曲だと思います。
MISAMO・サナ
東村さんの素晴らしい原作と、豪華なキャストのみなさまが作る映画「かくかくしかじか」の主題歌にMISAMOを選んでいただき、本当に光栄でした。
お話をいただいたとき、びっくりしました。そして、心を込めて自分たちの歌をお届けしたいなと思いました。
「Message」という楽曲が少しでも映画を彩ることができたら嬉しいです。ぜひ劇場でお楽しみください。
ストーリー
漫画家になるという夢を持つ、ぐうたら高校生・明子(永野芽郁)。人気漫画家を目指していく彼女にはスパルタ絵画教師・日高先生(大泉洋)との戦いと青春の記録があった。先生が望んだ二人の未来、明子がついた許されない嘘。ずっと描くことができなかった9年間の日々が明かされるー。
『かくかくしかじか』
出演:永野芽郁、大泉洋、見上愛、畑芽育、鈴木仁、神尾楓珠、津田健次郎、有田哲平、MEGUMI、大森南朋
原作:東村アキコ「かくかくしかじか」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:関和亮
脚本:東村アキコ 伊達さん
主題歌:MISAMO「Message」(ワーナーミュージック・ジャパン)
音楽:宗形勇輝
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)東村アキコ/集英社 (C)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会
公式サイト:kakushika-movie.jp
公式X:@kakushika_movie
公式Instagram:@kakushika_movie
5月16日(金)全国ロードショー!
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