丸山隆平が主演を務め、共演に真木よう子、三浦綺羅、寺尾聰を迎えた映画『金子差入店』に出演する新たなキャストが発表となった。
刑務所や拘置所に収容された人への差入には、厳しい審査や検閲がある。本作は、様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向く「差入屋」という仕事を営む家族の絆を描いたヒューマンサスペンス。第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門<NEW CURRENTS(ニューカレンツ)>部門への出品が決定している。
今回解禁となったのは、金子家を取り囲む7名のキャスト。毎日のように拘置所を訪れる女子高生・二ノ宮佐知を演じたのは、オーディションで抜擢され本作が映画初出演となる川口真奈。罪を犯し拘置所に収容される小島高史を演じたのは、本作の古川監督が助監督を務めた『東京リベンジャーズ』(21~23)でも主演を務めた北村匠海。丸山演じる金子真司の息子の幼馴染の母親・徳山詩織役を村川絵梨が演じた。
金子家と関係性の深い弁護士・久保木役には甲本雅裕。差入の依頼のために金子を訪ねる小島の母・小島こず江役に根岸季衣。さらに、佐知が毎日のように拘置所を訪れ、面会を求める男・横川哲役に岸谷五朗。真司の母(金子容子)には名取裕子が発表となった。
差入店を中心に交差する複雑な事情を抱える人々のドラマという難しい題材を描く本作。人間の可笑しさと切なさ、ダークサイドから希望に満ちた光までを追いかけるヒューマンサスペンス『金子差入店』は、2025年全国ロードショー。
ストーリー
刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」。 金子真司は一家で「差入店」を営んでいた。 ある日、息子の幼馴染の女の子が殺害される凄惨な事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差入をしたいと尋ねてくる。 差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。 そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。 彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。 2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、 家族の絆を揺るがしていく―
『金子差入店』
出演:丸山隆平 真木よう子 / 三浦綺羅 川口真奈 北村匠海 村川絵梨 甲本雅裕 根岸季衣 岸谷五朗 名取裕子 寺尾聰
監督・脚本:古川豪
配給:ショウゲート
(C)2025映画「金子差入店」製作委員会
公式サイト:kanekosashiireten.jp
公式X:@kaneko_movie
2025年、全国ロードショー
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