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『渇水』本日公開!停水に回る岩切(生田斗真)&木田(磯村勇斗)にとって“水”とはー?本編映像解禁

1990年、第70回文學界新人賞受賞、第103回芥川賞候補となり注目を浴びた河林 満の小説を映画化した『渇水』(6月2日(金)公開)の本編映像が解禁された。

解禁となった本編映像は、生田斗真演じる主人公・岩切と、磯村勇斗演じる木田拓次の二人が、水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回るワンシーンを切り取ったもの。「街中カラッカラだっていうのに、その上水道を閉めちゃうなんて、俺ら悪者というか弱い者いじめというか」と仕事の不満を口にする木田。2年目にもかかわらず仕事に慣れない木田に「俺だって好きでやってるわけじゃない。けど、嫌いでもない。」と、どこか人生を諦めたような一言を発する岩切。さらに木田は、太陽も空気も無料であることから、「水だって本当はタダでいいんじゃないんですかね?」と、核心をつく一言を発する。そんな木田の一言も軽くあしらうように見えた岩切だったが……。

先日行われた完成披露イベントでも、このシーンが印象的だったと磯村が話したように、停水という一種の残酷性をもった仕事をする岩切と木田だが、そんなふたりの“水”に対する考えや、仕事観が明らかとなるこのシーン。ここから、幼い姉妹に出会うことで心の渇きと向き合うこととなる岩切。そして、岩切が起こした行動がきっかけで木田自身の心にも変化が訪れることとなる。どんな結末に辿り着くのか、劇場で確かめてほしい。

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