“映画愛”でコラボ実現…映画『キネマの神様』TVCMに淀川長治氏が出演! ―「日曜洋画劇場」が全面協力、本日よりO.A.

キネマの神様

松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』(8月6日(金)公開)のTVCMに、映画評論家・淀川長治氏が出演していることが明らかになった。オンエアは本日8月3日(火)より開始となる。

CMは、「映画の面白さを改めて伝えたい」という松竹の強い想いに淀川氏サイドが賛同し、同氏が約32年間に渡り映画解説を勤め上げた「日曜洋画劇場」を放送していたテレビ朝日が全面協力し実現したもの。2017年の放送終了まで約半世紀に渡って映画を届け続けてきた同番組で、“映画愛”“映画の素晴らしさ”を伝え続けてきた淀川氏の膨大なアーカイブ映像の中から「魂のこもった映画でしたね」「見事な人間愛が出ましたね」、そして「映画は何でも教えてくれますね」という、山田洋次監督が描き出した『キネマの神様』へも通ずるコメントが映像と共に引用されている。

淀川氏とのコラボレーションについて、松竹の担当者は「誰よりも映画を愛し、日本中に映画の面白さを教えてくれた、映画の伝道師である淀川長治さんのお言葉をお借りすることができて嬉しく思います。淀川さんの言葉を聞いて、久しぶりに映画を観ようという気持ちになってもらえたらこの上ない喜びです。」と、感謝を語っている。

日本映画界を代表する山田洋次が監督を務めた本作。原作はこれまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハ、キャスト陣には、沢田研二菅田将暉(共にゴウ役)、永野芽郁宮本信子(共に淑子役)、野田洋次郎小林稔侍(共にテラシン役)、北川景子(園子役)、寺島しのぶ(歩役)ら豪華俳優陣が丁寧に物語を紡ぐ。“映画”を愛し続け、挫折を味わいながらも夢を追いかけたゴウが時代を越えて織り成す青春と家族のありようが描かれる温かな物語が、この時代を生きる人々にエールを贈る『キネマの神様』は8月6日(金)公開。

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