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『To Leslie トゥ・レスリー』本編映像&アンドレア・ライズボローからのコメントが到着!

映画『To Leslie トゥ・レスリー』(6月23日(金)公開)の本編映像と、アンドレア・ライズボローのコメントが解禁された。

主演のアンドレア・ライズボローが演じるのは、宝くじに高額当選(190,000ドル・日本円で約2,500万円)したもののアルコールに使い果たし、行き場を失ったシングルマザー。息子にも友人にも見放されながらも、モーテルでの“出会い”をきっかけに人生の再起を図る。

友人にも息子にも見放され、行くあてがなくふらふらとしていたレスリー(アンドレア・ライズボロー)に、スウィーニー(マーク・マロン)は、友達のロイヤルと営んでいるモーテルで働かないかと声をかける。前金をもらいやる気になっていたレスリーだったが、酒のせいで初日から寝坊、「目覚ましのせい」とあからさまな言い訳をしてしまう。慌てて支度をするレスリーに「君に言い忘れたが、朝は8時スタートだ」と笑顔で言うスウィーニー。その時、ロイヤルが部屋に入ってくるが、「私のこと覚えてる?」と陽気に声をかけるレスリーに、モーテルで働くことに反対しているロイヤルは不愛想に「覚えているよ」と言い去って行く。レスリーの過去を知るがゆえに、冷たい態度をとるロイヤルに「彼女はうまくやれるよ」と説得するスウィーニーだったが「部屋の掃除は楽じゃないぞ」と、またも反対する。

アンドレア・ライズボローは「レスリーは誰もが共感できる人物だと思います。この物語の最も重要な部分は、彼女のように快活でヒステリックなまでに面白く、ワイルドで享楽的で優秀な人物が、私たちが築いたこの世界で生きることに困難を感じているという点です。そして、彼女には彼女なりの真実がありますが、トイレ掃除はすべきではない、そんなことに人生を費やしたくないという絶対的な考えにこだわっています。その結果、彼女は独善的で被害者意識が強くなり、見ていてとても辛いのです」とレスリーの人物像を分析する。

そして、「でも、ある意味、この図々しい真実もあるのです。私たちは皆、とても魅力的で、強く惹かれる人たちと付き合ったことがあります。そして、その人の中にある負の部分や虚無を埋めようとしますが、満たされることはなく、結果そうした人たちの周りで自ら破滅してしまうことがあります。私たちは皆それぞれの依存症を持っているんです。ある人は他人に依存し、ある人はあらゆるものに依存します。私たちは皆、なんというか…主義というのがいいのかな。自分自身の主義を持っているんです」と、誰もが何らか(の依存先)を持っているからこそ、レスリーと共感する部分があると話している。

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