全世界47ヶ国で翻訳され、60年間世界中で愛され続けている児童文学の傑作「小さい魔女」(学研プラス刊)を実写映画化、本国ドイツでは『ハイジ アルプスの物語』を超える大ヒットとなった『小さい魔女とワルプルギスの夜』が11月15日(金)よりYEBIS GARDEN CINEMAほかにて全国公開となる。この度、本作の予告編、ポスタービジュアル、そして吹替キャストを坂本真綾&山寺宏一が務めることが解禁された。
宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』にも影響を与えた世界的児童文学作家、オトフリート・プロイスラーによる「小さい魔女」。「大どろぼうホッセンプロッツ」、「小さいおばけ」など、誰もが一度は読んだことのある児童文学を生み出してきたプロイスラー作品の中でも一番有名な「小さい魔女」が遂に実写映画化!手がけたのは『パディントン』『ハイジ アルプスの物語』などを送り出してきたスタジオカナル。半人前の“小さい魔女”と相棒であるカラス・アブラクサスの成長を描いた至極のファンタジーが、いよいよ日本に上陸する。
監督は、ドイツで120万人を動員した大ヒット映画『ハイジ アルプスの物語』(15年)で編集を手がけたミヒャエル・シェーラー。生前、自身にとって特に大切だった「小さい魔女」の映画化を拒んできたプロイスラーの家族から「『ハイジ・・・』のチームならば」と託され、見事にその作品を超える大ヒット作品を作り上げた。そして、『パフューム ある人殺しの物語』(06年)のカロリーネ・ヘルフルトが、127歳の“小さい魔女”に挑んだ。
この度解禁された予告編では、“大きい魔女”のみが招待されるお祭り“ワルプルギスの夜”にこっそり忍び込んだ“小さい魔女”が、その罰として7,892個の魔法を覚え「よい魔女」になる約束をさせられる場面からスタート。相棒のカラス・アブラクサスに励まされながら奮闘するものの、失敗ばかりの“小さい魔女”。呪文を間違えては大変な目に遭わされるアブラクサスと、いつでも明るい“小さい魔女”の春夏秋冬が美しい映像で映し出されます。しかし、魔女界にとっての「よい魔女」は“小さい魔女”が思っている魔女ではないようで…。美しいドイツの自然を舞台に、世界中で愛される“小さい魔女”が生き生きと動き出す。
127歳でありながら未だに半人前の“小さい魔女”と、100年以上飛んでいないおしゃべりカラス・アブラクサス。長年世界中で愛されてきたキャラクターの吹替え版を務めるのは、坂本真綾と山寺宏一。楽観的で天真爛漫だけれど「良い魔女」になるために頑張る“小さい魔女”を、子役として活躍し、今は声優、歌手として幅広く活動している坂本真綾がのびやかに演じる。そして人間から動物まで様々な役を演じ分け、「それいけ!アンパンマン」のジャムおじさんを引き継ぐことになった山寺宏一が、“小さい魔女”を時に親友のように、時に父親のように見守るアブラクサスに命を吹き込む。なお、以下のとおりコメントも到着している。
吹替キャストコメント
坂本真綾/小さい魔女役
・127歳なのに、半人前の“小さい魔女”。役作りで苦労、工夫された点はありますか?
見た目はたしかに大人なのですが、魔女の世界ではまだまだ駆け出しで、未熟者。少し幼さを残して、いたずらっ子のように屈託なく笑うところが、とてもチャーミングです。演じていても楽しい役柄でした。吹き替えで小さな子供たちが見ても楽しんでもらえるように、わかりやすい言葉で翻訳されています。演じる上では、純粋さや、可愛さを大事にしてほしいとリクエストをいただきました。
・映画の見どころ、メッセージ
お子さんたちはもちろん、大人が見ても楽しく、心に染みる物語です。毎日を楽しく過ごしたい、誰かの役に立ちたいという、小さな魔女のシンプルな願いは、私たちみんなに共通するものではないでしょうか。彼女の活き活きとした姿に、きっと誰もがさわやかなエネルギーをもらえるはずです。劇場でぜひ、ご覧ください!
山寺宏一/相棒のカラス・アブラクサス役
・100年以上飛んでいないおしゃべりカラス。役作りで苦労、工夫された点はありますか?
リアルなカラスなので表情はほとんどありません。
よって台詞のニュアンスで感情を伝えなければならず、そこが難しかったです。
初めカラスを意識するあまり、喋りと声のクセが強過ぎたようで、スタッフに「もっと自然に」と注意されてしまいました。
・映画の見どころ、メッセージ
とにかく森が美しい!そして小さい魔女の家が可愛い!
昔ながらの「魔女」のイメージを壊さないチョット不気味な大魔女達が面白いです。
「何が良くて、何が悪いかは自分で決める!」好奇心旺盛でひたむきな小さい魔女が、最後にどんな決断をするのか、是非劇場で確かめて下さい!
ストーリー
森の奥でカラスと暮らす “小さい魔女”の夢は、魔女のお祭り“ワルプルギスの夜”に招待されること。しかし、参加できるのは大きい魔女だけ。127歳の“小さい魔女”はまだまだ半人前で、今年も招待状は届かない。
あきらめられない“小さい魔女”は、こっそりと祭りに忍び込む。だが、喜んだのも束の間、ルンプンペルおばさんに見つかってしまった。大目玉を食らいながらも、何とか一番えらい“大きい魔女”から、来年の〈ワルプルギスの夜〉で〈良い魔女〉のテストに合格したら、踊ってもいいと約束してもらう。ただし、もし出来なければ、恐ろしい罰が待っている。
帰宅した“小さい魔女”は、さっそく“大きい魔女”から渡された〈魔法辞典〉を開き、1年で7,892個の呪文をすべて覚えるという宿題に取りかかる。果たして、小さい魔女は無事に〈良い魔女〉になれるのか……。
作品タイトル:『小さい魔女とワルプルギスの夜』
出演:カロリーネ・ヘルフルト、ズザンネ・フォン・ボルソディ、アクセル・プラール(声)
日本語吹替キャスト:坂本真綾 山寺宏一
監督・脚本:マイク・シェーラー
原作:「小さい魔女」(学研プラス刊)
2018/カラー/5.1ch/ドイツ・スイス/ドイツ語/103分/原題:Die kleine Hexe
日本語字幕:吉川美奈子
配給:ショウゲート 配給協力:イオンエンターテイメント
公式サイト:littlewitch-movie.jp
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11月15日(金) YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー