2017年、第33回サンダンス映画祭(ショートフィルム部門)にて、監督・長久允が日本映画初のグランプリを獲得。そんな長久允監督が長編作品に初挑戦した『WE ARE LITTLE ZOMBIES(ウィーアーリトルゾンビーズ)』の予告編映像がついに初解禁された。
本作は、本年度のサンダンス映画祭からの招待を受け、ワールドプレミア上映をした結果、日本映画初となる審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞。
さらに先日行われたベルリン国際映画祭にて、ジェネレーション14plus部門のオープニング作品として選出され、準グランプリにあたるスペシャル・メンション賞を日本映画で初めて受賞する快挙を果たした。
海外映画祭を立て続けに二冠した本作は、現在開催中の第43回香港国際映画祭へ正式招待を受けており、北米・サンダンス、ヨーロッパ・ベルリンからアジア大陸まで席捲中。続々と海外映画祭からのオファーが後を絶たず、世界から熱視線を浴びる本作の快進撃が続いている。
この度解禁となった予告編映像には、「先週、僕の両親がバス事故で死にました」という主人公ヒカリを演じる二宮慶多の衝撃的な言葉から始まる。同じく両親を亡くしたイシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、イクコ(中島セナ)と偶然出会い、バンド「リトルゾンビーズ」を結成、そんな衝撃的な背景を持つバンドに取り巻きの大人たち(池松壮亮など)が熱狂していく様や、その様子にどこか冷めた視線を向ける4人の子供たちの姿が、ポップで疾走感ある映像で綴られていく。
「生きてるくせに、死んでんじゃねえよ」と胸を打つ言葉が、明るい色彩、スタイリッシュでポップな楽曲の中で際立つ。映像冒頭には、本年度のサンダンス映画祭審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞し、喝采を浴びる長久允監督の姿も映しだされており、まさに世界中から熱い視線が向けられている本作に相応しい予告編映像に仕上がっている。
サンダンス映画祭グランプリ監督と、感情をなくした4人の13歳。
2019年、新時代の才能による、映画革命
「両親が死んだ。悲しいはずなのに泣けなかった。彼らはゴミ捨て場でとびきりのバンドを組むと決めた。こころをとりもどすために」
第33回サンダンス映画祭(ショートフィルム部門)にて、埼玉県・狭山市で実際にあった事件を題材とした短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』が、日本映画初のグランプリを獲得した監督・長久允。審査委員から「これまで誰も見たことがない!何にも似ていない!」とその圧倒的なオリジナリティと表現力から“ネオジャパニーズ”と称された長久允監督の長編デビュー作となる。
物語の主人公であり、劇中バンド<リトルゾンビーズ>を演じるのは、『そして父になる』にて福山雅治の息子役を演じた二宮慶多。テレビCMや『クソ野郎と美しき世界』での好演も記憶に新しい中島セナ。ドラマ『嘘の戦争』など多くの作品に出演するぽっちゃり俳優水野哲志。天才似顔絵師として話題の奥村門土。4人の新しい才能の発掘により、瑞々しくもかつてない少年少女像が誕生した。
また、佐々木蔵之介 工藤夕貴 池松壮亮 初音映莉子 村上淳 西田尚美 佐野史郎 菊地凛子 永瀬正敏など日本を代表する豪華名優たちも、監督の才能に共感して大集結。「音楽を通じて成長する子どもたち」といった普遍的な物語を、まるで冒険RPGゲームを想起させるかのようなギミック満載の映像表現や、天性のリズム感で放たれ続ける台詞回しなど、その独創的スタイルが観るものの想像力を掻き立てる。
ストーリー
「両親が死んだ。悲しいはずなのに泣けなかった。
彼らはゴミ捨て場でとびきりのバンドを組むと決めた。こころをとりもどすために」
火葬場で出会ったヒカリ(二宮慶多)、イシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、イクコ(中島セナ)は両親を亡くしても泣けなかった。ゾンビのように感情を失った少年少女たちはこころを取り戻すために、もう誰もいなくなってしまったそれぞれの家を巡リ始める。冒険の中でたどり着いたゴミ捨て場で、結成したとびきりのバンド、その名も“LITTLE ZOMBIES”。そこで撮影した映像が話題となり、社会現象となるまでに大ヒット。しかし、小さなゾンビたちは予想もしない運命に翻弄されていく。嵐のような日々の中で、4人が最後に見つけたのはー?
作品タイトル:『ウィーアーリトルゾンビーズ』
脚本・監督:長久 允 (サンダンス映画祭短編部門グランプリ 『そうして私たちはプールに金魚を、』)
出演:二宮慶多 水野哲志 奥村門土 中島セナ
佐々木蔵之介 工藤夕貴 池松壮亮 初音映莉子
村上淳 西田尚美 佐野史郎 菊地凛子 永瀬正敏
<出演順>康本雅子 夏木ゆたか 利重剛 五月女ケイ子 山中崇 佐藤緋美 水澤紳吾 黒田大輔 忍成修吾 長塚圭史 池谷のぶえ 戌井昭人 赤堀雅秋 清塚信也 山田真歩 湯川ひな 松浦祐也 渋川清彦 かっぴー いとうせいこう CHAI 菊地成孔 森田哲矢(さらば青春の光) 吉木りさ(声) 柳憂怜 三浦誠己
製作:吉崎圭一/新井重人/水野道訓/井上肇/加太孝明 プロデューサー:山西太平/ 高橋信一/ 横山治己/ 長谷川晴彦 ラインプロデューサー:鈴木康生/小柳智則 アソシエイトプロデューサー:國枝礼子/橘佑香里/熊澤瑠里 撮影:武田浩明 照明:前島祐樹 サウンドデザイン:沖田純之介 美術:栗林由紀子 装飾:渡辺誉慶 衣裳:下山さつき ヘアメイク:光野ひとみ 助監督:平井淳史 キャスティング:田端利江 スクリプター:大西暁子 演出補:長田亮
制作担当:宮森隆介 編集:稲本真帆 カラリスト:根本恒 VFXスーパーバイザー:二瀬具洋 音楽プロデューサー:山田勝也
リトルゾンビーズ音楽:LOVE SPREAD リトルゾンビーズ衣裳:writtenafterwards リトルゾンビーズメイク:加茂克也 アートワーク:magma
製作幹事:電通
制作プロダクション:ROBOT
特別協賛:フェイスマスクルルルン/ グライド・エンタープライズ
配給:日活
公式サイト:https://littlezombies.jp
コピーライト:(c)2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS(電通/日活/ソニー・ミュージックエンタテインメント/パルコ/ ROBOT)
2019年6月14日(金)全国公開!
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