90歳の気難しい現実主義者が人生の終盤で悟る、「死とはなにか」名優ハリー・ディーン・スタントン、最後の主演作『ラッキー』(3月17日公開)の公開を記念してアップリンク渋谷で、ハリー・ディーン・スタントンの代表作で、84年カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したロード・ムービーの傑作『パリ・テキサス』が2週間限定で上映される。さらに『ラッキー』の全国共通特別鑑賞券の提示で当日料金が¥900となる割引を実施。『パリ、テキサス』劇場公開は3月17日(土)よりアップリンク渋谷で2週間限定上映となる。
『パリ、テキサス』
(1984年/フランス・西ドイツ/146分)
84年度カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞、ロードムービーの最高傑作!
荒野の果てに何があるのか――トラヴィスは歩き続ける。
ストーリー
記憶を失い、荒野をひとり彷徨う男トラヴィス。4年間失踪し続けた理由とは?息子との絆を取り戻し妻への愛を貫く男が夢見た、”パリ、テキサス”。音楽をライ・クーダー、撮影はロビー・ミュラーが担当、ヴェンダース監督の代表作。84年度カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞。
作品タイトル:『パリ、テキサス』
出演:ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキー、ハンター・カーソン、ディーン・ストックウェル
監督:ヴィム・ヴェンダース/
脚本:サム・シェパード/
撮影:ロビー・ミュラー/
音楽:ライ・クーダー
(1984年/フランス・西ドイツ/146分)
コピーライト:(c)1984 REVERSE ANGLE LIBRARY GMBH, ARGOS FILMS S.A. and CHRIS SIEVERNICH, PRO-JECT FILMPRODUKTION IM FILMVERLAG DER AUTOREN GMBH & CO. KG
2018年3月17日(土)より アップリンク渋谷にて2週間限定上映
『ラッキー』
(2017/アメリカ/88分/英語/1:2.35/5.1ch/DCP)
銀行強盗もしない、飛行機から飛び降りもしない、人助けもしない。「人生の終わり」にファンファーレは鳴り響かない――全ての者に訪れる「死」――。90歳の気難しい現実主義者ラッキーのたどり着いた、ある答え。
ストーリー
神など信じずに生きてきた90歳のラッキーは、今日もひとりで住むアパートで目を覚まし、コーヒーを飲みタバコをふかす。いつものバーでブラッディ・マリアを飲み、馴染み客たちと過ごす。そんな毎日の中でふと、人生の終わりが近づいていることを思い知らされた彼は、「死」について考え始める。子供の頃怖かった暗闇、去っていった100歳の亀、“エサ”として売られるコオロギ――小さな町の、風変わりな人々との会話の中で、ラッキーは「それ」を悟っていく。名バイプレイヤーとして知られるジョン・キャロル・リンチが、全ての者に訪れる人生の終わりについて、2017年9月に亡くなったハリー・ディーン・スタントン自身の人生にもなぞらえて描いた、ラブレターともいえる初監督作品。ラッキーの友人役としてこれまでにハリー・ディーンの出演作を何本も監督してきたデヴィッド・リンチが出演している。
作品タイトル:『ラッキー』
出演:ハリー・ディーン・スタントン(『パリ、テキサス』『レポマン』『ツイン・ピークス The Return』)、デヴィッド・リンチ(『ツイン・ピークス』『インランド・エンパイア』監督)、ロン・リビングストン(『セックス・アンド・ザ・シティ』)
(2017/アメリカ/88分/英語/1:2.35/5.1ch/DCP)
監督:ジョン・キャロル・リンチ(『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』出演)
配給・宣伝:アップリンク
公式サイト:http://www.uplink.co.jp/lucky/
コピーライト:(c)2016 FILM TROOPE, LLC All Rights Reserved
2018年3月17日(土)新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開