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『リュミエール!リュミエール!』11月22日公開 東京国際映画祭ガラ・セレクション出品、ティエリー・フレモー監督の来日も決定

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リュミエール研究所所長でカンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモー監督最新作『Lumiere!The Adventure Continues』(英題)が『リュミエール!リュミエール!』の邦題で11月22日(金)公開となることが決定し、ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。なお、日本での公開は世界最速となる。

“映画の父”リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフによって撮影された映像が、より深く、より美しく、130年後の今よみがえる。
今年9月20日~28日に開催されたサン・セバスティアン国際映画祭に正式出品され、ワールドプレミア上映後、3回ものスタンディングオベーションを受けた本作は、2017年に公開された『リュミエール!』に続き、映像の原点により深く迫る新作。

前作『リュミエール!』は、全世界33か国以上で公開、フランスでは45劇場で公開され、13万6千人を動員する大ヒットを収めた。今作『リュミエール!リュミエール!』は前作同様、“映画の父”リュミエール兄弟の遺した1,400本の作品群からこれまで知られていない作品などを中心に110本で構成され、4Kデジタルに修復されている。

作品を彩るのは、リュミエール兄弟と同時代に生きた作曲家ガルリエル・フォーレによる楽曲。そして130年前に発明されたシネマトグラフで撮影されたのは、パリ、ヴェネチア、アルプス、ニューヨーク、京都、東京など、今と変わらない人々の生活、世界の街の美しい景色。当時の人々は、列車の動く映像に、工場から出てくる人々の映像に、動く猫の映像に、驚き、興奮し、楽しんだ。まさに、世界初の映像クリエイターはリュミエール兄弟といっても過言ではない驚きの瞬間だったに違いない。

なお、本作は第37回東京国際映画祭ガラ・セレクションへの出品も決定しており、11月1日(金)に上映され、ティエリー・フレモー監督の登壇も予定されている。

今回解禁された日本版ポスターには「はじまりは50秒、感動は永遠!」というコピーが配され、“世界で最初の映像クリエイター”としてリュミエール兄弟をポップなイラストで紹介しながら、リュミエール兄弟が発明した“シネマトグラフ”の写真、そして“シネマトグラフ”で撮影された世界の映像の写真を紹介し、リュミエールの映像の世界を表現している。また、以下の場面写真も解禁されている。

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リュミエール兄弟

監督:ティエリー・フレモー プロフィール

1960年、フランス、イゼール生まれ。リヨンにあるリュミエール研究所所長、およびカンヌ国際映画祭総代表。リヨン大学で歴史社会学を学び、同大学院博士課程在籍中にリュミエール研究所で働きはじめた。現在は、同研究所の所長としてリヨンに拠点を置きながら、カンヌ国際映画祭のために世界中を飛び回っている。2016年には、膨大な数のシネマトグラフの作品から108本を厳選してまとめた前作『リュミエール!』(17)を製作し、本作同様、監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーションを務めた。

2021年、9歳から始めた柔道についてまとめた書籍「Judoka」を発表。その年、フランスのスポーツ作家協会から“スポーツ&文学賞”を授与された。日本では2024年10月10日、出版社カンゼンより邦題「黒帯の映画人」として発売されている。

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ティエリー・フレモー著「黒帯の映画人」書影

ストーリー
1895年12月28日パリ、ルイ&オーギュスト・リュミエール兄弟が発明した“シネマトグラフ”で撮影された映画『工場の出口』等が世界で初めて有料上映された。それから130年後の今、“映画の父”リュミエール兄弟の作品が、より深く、より美しく、完璧に蘇る。2017年に公開された『リュミエール!』に続き、リュミエール研究所長であるティエリー・フレモー氏による後世に残すべき歴史的映像の集大成。そこに映し出されるのは、130年前に息づく人々、当時の世界の町並み、パリ、ニューヨーク、京都…。それは、悠久の時を感じることのできる貴重な映像体験。歴史的映像を彩るのは、リュミエール兄弟と同時代に生きたガブリエル・フォーレによる楽曲の数々。未来に想いを馳せる奇跡の映像の数々が、130年前の世界へ誘う。それは、映像の楽しさ、驚き、興奮のはじまり―――。

『リュミエール!リュミエール!』
監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーション:ティエリー・フレモー(リュミエール研究所所長、カンヌ国際映画祭総代表)
音楽:ガブリエル・フォーレ
エグゼクティブ・プロデューサー:マエル・アルノー、アソシエイト・プロデューサー:ナタナエル・カルミッツ(MK2)、プロダクション・マネージャー:マーゴット・ロッシ、編集:ジョナサン・カヴシアル、シモン・ジェメリ、映画史アドバイザー:ファブリス・カルゼトーニ、ジャン・マルク・ラモット、プロダクション:ソルティ―・ユージーヌ・プロダクション、リュミエール研究所
英題:LUMIERE! THE ADVENTURE CONTINUES/2024年/フランス/フランス語/105分/ビスタ/5.1chデジタル/モノクロ/字幕翻訳:高部義之/字幕監修:古賀太
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
提供:ギャガ、ティー ワイ リミテッド
配給:ギャガ
(C) Institut Lumière 2024

公式サイト:https://gaga.ne.jp/lumiere2/

11月22日(金) シネスイッチ銀座 他全国ロードショー

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