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密輸を巡る海中サバイバル・バトル勃発『密輸 1970』予告編、場面写真解禁

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『モガディシュ 脱出までの14日間』のリュ・スンワン監督最新作『密輸 1970』(7月12日(金)公開)の日本版予告編と場面写真が解禁された。

本作は、1970年代の韓国の沖合で密輸犯罪が盛んに行われていたという史実に基づく海洋クライム・アクション。海底に沈められた密輸品の引き上げに挑む主人公は、何とのどかな漁村で暮らすごく平凡な海女。過酷な現実を生き抜くために一攫千金の闇ビジネスに手を染めていく彼女たちの運命を、波瀾万丈にして予測不能のストーリー展開で映し出す。

本作でダブル主演を務めるのはキム・ヘスヨム・ジョンア。奔放で頭が切れるチュンジャ(キム・ヘス)と、責任感の強いジンスク(ヨム・ジョンア)が、互いへの猜疑心に揺らぎながらも共闘し、海女としての意地とプライド、女性同士の連帯感を爆発させるクライマックスが熱い興奮を呼び起こす。さらに、密輸王クォン役 チョ・インソン(『モガディシュ 脱出までの14日間』「ムービング」)、チンピラのドリ役 パク・ジョンミン(『ただ悪より救いたまえ』)、税関のジャンチュン役 キム・ジョンス(『工作 黒金星と呼ばれた男』)、コ・ミンシ(『The Witch/魔女』)らが、四つ巴の駆け引きを繰り広げる。

1970年代、韓国の港町“クンチョン”。ジンスクやチュンジャら海女たちを乗せた船が大海原を進む。そして勢いよく飛び込んだ海女たちは手慣れた様子で海深く潜り、アワビを手に取ると思いきや、そこにあったのはなんと金塊――?生活のために平凡な海女が請け負った仕事はなんと“密輸”だった。「アワビの代わりに金塊を採れ」の大号令の下、海中に沈められた密輸品を集めているところへ税関の船が近づいてきて大ピンチ。そこに「俺を怒らせるなよ」と不敵な笑みを浮かべる密輸王、「捕まえろ」と大勢で乗り込むチンピラ、犯罪摘発に執念を燃やす税関当局が入り乱れ、巨額の金塊をめぐる騙しあいバトルが勃発。しかも仲間だったはずのチュンジャにジンスクが平手打ち。「失敗は許されない」「私はあなたを裏切らない」と海女たちも追い込まれ、海の中での最終決戦へ。だがそこに近づいてきたのは、なんと海のギャング“サメ”だった。

キム・ヘス、ヨム・ジョンアらが専門家の元で3カ月の訓練を経て体得した素潜りシーンや水中アクション、さらにチョ・インソンらの身体を張った格闘シーンは必見。生き残りをかけた大乱戦の行方から目が離せない予告編となっている。

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