映画『町田くんの世界』主題歌は平井堅、完全描き下ろし「いてもたっても」に決定!本予告&劇場本ポスター初解禁―6/7公開

『舟を編む』で、第37回日本アカデミー賞・最優秀作品賞を含む計6部門を受賞。“史上最年少”での最優秀監督賞受賞となった天才・石井裕也監督が、奇跡の豪華キャスト×超新人を主演に迎え描く、今までのセオリーを覆す新しい日本映画『町田くんの世界』が6月7日(金)全国公開となる。
石井裕也監督が最新作の題材に選んだのは、第20回手塚治虫文化賞・新生賞受賞作家の傑作漫画だ。自身も“例外的”と語るほど、これまでの監督のイメージとは一線を画するジャンルへの挑戦ろなる。

いま最も次回作が期待される監督として国内外から注目を集める石井裕也最新作に集結したのは、9人の豪華俳優陣。岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子――誰が主演でもおかしくない、まさに奇跡の顔合わせ。そして主演に抜擢されたのは、演技経験ゼロながらも1000人超えのオーディションを勝ち抜いた細田佳央太関水渚
“まっしろ”な二人が、最高最強のキャストとともに、全く新しい日本映画の扉を開く。
石井監督だからこそ実現できた前代未聞の豪華俳優陣と超新人のキャスティング。世界の見え方をも180度変えてしまうユニークなメッセージと、そして驚天動地のラスト。日本映画のセオリーをすべてブッ飛ばすこの意欲作は、<悪意に満ちた世界>=<平成>から、新時代に贈る衝撃の人間賛歌。

さらに、本作の主題歌には、平井堅による完全描き下ろしの「いてもたっても」に決定。脚本の段階からその素晴らしさにオファーを快諾、本作の世界観にあわせて楽曲を描き下ろたという。
本作については平井堅は、「人はなぜ恋をするのか?太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて!町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました。純粋とエゴイズム。それでもぼくらは恋が好き。」とコメント。

石井監督は「この曲が映画の最後にバシッと流れることで、映画がさらに素敵なものになりました。極上の読後感を味わっていただけると確信しております。優しい歌声とメロディが頭から離れずに困っています。これこそが平井堅さんのマジックなんだと思います。」と太鼓判。
『世界の中心で愛を叫ぶ』『映画ドラえもん のび太と南極カチコチ大冒険』など数々の大ヒット作の楽曲手がけた、平井堅の優しい歌声が、映画の余韻を感動的に盛り上げる。

「この世界は悪意に満ちている」――そう思いながら過ごしてきたジャーナリスト吉高(池松壮亮)の前に、一人の青年が現れる。
初解禁となる本予告映像で描かれるのは、これまでのどんな主人公とも異なる“町田くん(細田佳央太)”だ。地味で、メガネで、運動も、勉強も出来ない、とにかく取り得なし。でも、全人類が自分と家族と思えるほど、“人を愛する才能”だけはズバ抜けている。
そんな“人が大好きな”町田くんが、“人が大嫌いな”クラスメイトの猪原さん(関水渚)に出会った事で、生まれて初めての“わからない感情”と向き合うことに。そして、まわりのすべての人を巻き込んで、予測のつかない物語が動き出す。

映像のラストでは、風船でブっ飛ぶ驚天動地のカットも!?さらに今回解禁となった劇場ポスターでは、町田くんと猪原さんの姿を特殊な構図でとらえている。キャッチコピーは、「この世界は悪意に満ちている。でも――町田くんがいる」。これまでのどんな主人公とも異なる町田くんは、平成が終わり、新たな時代の相応しいヒロイックなキャラクターだ。果たして、町田くんが“わからない”の先に見つけた世界とは?

自身の集大成とも言える本作を手掛けた石井監督は「本当に例外に例外を重ねた映画になっています。最終的に言いたかったのは、“映画は本当にあきれるほど自由なもの”で、こうあるべきだ、っていうものはないということです。キャストもスタッフも、自由にのびのびと楽しいことをやっています。だから、『町田くんの世界』は本当に楽しい映画なんです。」とコメントを寄せた。

 

平井堅さん コメント&プロフィール
人はなぜ恋をするのか?太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて!町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました。純粋とエゴイズム。それでもぼくらは恋が好き。

<プロフィール>
三重県名張市出身。1995年デビュー。2018年10月発表の最新シングル「half of me」を含め45枚、最新アルバム『THE STILL LIFE』含めオリジナルアルバム9枚をリリース。歌謡曲は勿論のことR&B、POP、ROCK、HIPHOP、HOUSEなど多種多様なジャンルに傾倒し、数多くのヒット作品を輩出。累計3,000万セールスを記録する。日本人男性ソロアーティストとしては初めてのMTV UNPLUGGEDの出演や、スティーヴィー・ワンダー、ジョン・レジェンド、ロバータフラッグ、美空ひばり、坂本九、草野マサムネ、安室奈美恵など時代/ジャンル/国境を越えたコラボレーションを実現。これまでに4枚のALBUMでミリオンセラーを記録し男性ソロでは歴代No.1の記録となるなど、記憶と記録に残る活動を続ける。

 

町田くんの世界

石井裕也監督 コメント&プロフィール
繊細でピュアで、本当にかわいい曲です。この曲が映画の最後にバシッと流れることで、映画がさらに素敵なものになりました。極上の読後感を味わっていただけると確信しております。優しい歌声とメロディが頭から離れずに困っています。これこそが平井堅さんのマジックなんだと思います。

<プロフィール>
1983年6月21日生まれ。埼玉県出身。大阪芸術大学の卒業制作『剥き出しにっぽん』(05)でPFFアワードグランプリを受賞。24歳でアジア・フィルム・アワード第1回「エドワード・ ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞。商業映画デビュー作となった『川の底からこんにちは』(09)がベルリン国際映画祭にフォーラム部門に正式招待され、モントリオール・ファンタジア映画祭で最優秀作品賞、ブルーリボン賞監督賞を史上最年少(当時28歳)で受賞する快挙を達成。『舟を編む』(13)では第37回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞をW受賞、また第86回アカデミー賞外国語映画部門の日本代表作品にも史上最年少で選出される。『ぼくたちの家族』(14)でさらに評価をあげ、『バンクーバーの朝日』(14)では、戦前のカナダに実在した日系移民たちの栄光と奇跡を描き、見事バンクーバー国際映画祭では観客賞を受賞した。その後、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』では、第12回アジア・フィルム・アワードで監督賞を初受賞した。今や日本のみならず世界中から最も新作が期待される実力派監督。

 

北島直明プロデューサー コメント
平井堅さんが唄う全ての歌は唯一無二の音楽であり、一曲一曲が平井さんで無ければ成立しない物語です。愛や優しさ、一方で苦しみや嫉妬、正に“人間そのもの”を表現される平井さんの歌がずっとずっと大好きでした。今回、『町田くん~』の為に最高の唯一無二の“優しい歌”を作って頂きたくてオファーさせて頂きました。

<プロフィール>
1980年4月25日生まれ。徳島県出身。映画プロデューサー。『桐島、部活やめるってよ』のアシスタントプロデューサーを経て、『藁の楯』でプロデューサーデビュー。同作は第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。『ちはやふる』シリーズを手掛け、『22年目の告白-私が殺人犯です-』では、エランドール賞プロデューサー奨励賞を受賞。他にも『オオカミ少女と黒王子』『斉木楠雄のΨ難』『50回目のファーストキス』などサスペンスからラブストーリー、コメディと幅広いジャンルを手掛ける。また、ハリウッドでの『藁の楯』のリメイク製作にはプロデューサーとして参加。公開待機作に『キングダム』(19年4月19日公開)、『AI崩壊』(2020年公開)がある。

ストーリー
運動も勉強も苦手で、見た目も地味な町田くん。でも人を愛する才能がズバ抜けていた!そんな彼が初めて“わからない感情”を知った時、周りのすべての人を巻き込んで、驚天動地のドラマが動き出す!みんなどうする?どうなる?

作品タイトル:『町田くんの世界』
出演:細田佳央太 関水 渚
岩田剛典 高畑充希 / 前田敦子 太賀
池松壮亮 戸田恵梨香
佐藤浩市
北村有起哉 松嶋菜々子

監督:石井裕也
脚本:片岡 翔 石井裕也
音楽:河野丈洋
企画・プロデューサー:北島直明
原作:安藤ゆき「町田くんの世界」(集英社マーガレットコミックス刊)
配給:ワーナー・ブラザース映画

コピーライト:(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会

6月7日(金) 公開

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