【プレゼント】カール・マルクス生誕200年記念作品!感動の歴史大作『マルクス・エンゲルス』全国共通鑑賞券3組6名様☆

マルクス・エンゲルス
若かりし頃のカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの活躍を描いた映画『マルクス・エンゲルス』が、カール・マルクス生誕200年を迎える今年4月28日(土)より、岩波ホールにてロードショーとなる。今年は公開劇場の岩波ホールも創立から50周年を迎え、本作は岩波ホール創立50周年記念作品となっている。
レーニン、ゲバラ、カストロ、マンデラ・・・20世紀を代表する変革の指導者の前には、いつもマルクスとエンゲルスがいた。本作はドイツ、フランス、イギリス、ベルギーを舞台に、二人が「今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」という有名な言葉で始まる『共産党宣言』を執筆するまでの日々をドラマティックに描いた歴史的感動作となっている。このたび、本作の公開を記念して、『マルクス・エンゲルス』全国共通鑑賞券を3組6名様にプレゼント!皆様のご応募を心よりお待ちしております。

目次

『マルクス・エンゲルス』全国共通鑑賞券プレゼント

【当選者数】 3組6名様
【応募締切】 2018年4月23日(月)

プレゼントは終了いたしました。たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました!

岩波ホール創立50周年記念作品
カール・マルクス生誕200年記念作品

1840年代のヨーロッパでは、産業革命が生んだ社会構造のひずみが格差をもたらし、貧困の嵐が吹き荒れていた。
そこでは人間の尊厳も奪われ、不当な労働を強いられていた。

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20代半ばのカール・マルクスはそのいらだちのなかで、搾取と不平等な世界に対抗すべく独自の政治批判を展開するが、それによりドイツ、プロイセンを追われ、フランスへと辿りつく。そこで彼はフリードリヒ・エンゲルスと運命の出会いを果たす。

エンゲルスの経済理論に瞠目し、さらに深い友情をはぐくんだ二人は、大きな運命のうねりに巻き込まれていく。そしてそれは、やがて時代を超えて読み継がれる『共産党宣言』誕生の、夜明け前へと連なっていくのだった――。

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世界の分断が進み、経済格差、人種差別といった未曾有の世界的秩序の崩壊が雪崩をおこしつつある21世紀のいま、マルクスとエンゲルスが私たちに伝えるものとはなにか?
その若きエネルギーをぶつけ、歴史の拠点に立った二人の歴史的感動作がついに誕生となった。

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今年は、カール・マルクス生誕200周年を迎える記念イヤーに当たるが、チャールズ・ダーウィンの『種の起源』と共に、19世紀を代表する人類史上不滅の革命的な大著『資本論』を著わした若き日のカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの交流を描いた本作。

監督はハイチ出身で、ドイツ映画テレビアカデミーベルリンで映画を学び、1996~97年にはハイチの文化大臣に就任、2010年からはパリのフランス国立映画学校FEMISの学長に就任したラウル・ペックである。ラウル・ペックは、『ムルンバの叫び』(10)で、独立したコンゴの初代首相で36歳の若さで暗殺されたバトリス・ムルンバの悲劇的な生涯を描いた。近年ではジェイムズ・ボールドウィンの未完成原稿をもとにして、公民権運動指導者であったメドガー・エバース、マルコムX、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの回想を通じてアメリカ合衆国の人種差別の歴史を考察したドキュメンタリー『私はあなたのニグロではない(仮題)』(17)を撮っている。常に社会の歪みと差別を告発する先鋭的なテーマに取り組んできたラウル・ペックにとっては、若きマルクスとエンゲルスを描く本作は、もっともふさわしい主題であったといえるだろう。

世界の分断が進み、経済格差、人種差別といった未曾有の世界的秩序の崩壊が雪崩をおこしつつある21世紀のいま、カール・マルクスが私たちに伝えることとは?エンゲルスとともにその若きエネルギーをぶつけ、歴史の拠点に立った二人の歴史的感動作が誕生したー。

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あの時僕らは、世界と手をつないだー。

ストーリー
26歳のカール・マルクスは、その過激な言動により妻と共にドイツ政府から国を追われる。1844年、彼はパリで若きフリードリヒ・エンゲルスに出会う。マンチェスターの紡績工場のオーナーの子息であった彼は、イギリスのプロレタリアート(労働階級)について研究中の身であった。しかし階級も生まれも違うエンゲルスとの運命の出会いは、マルクスが構築しつつあった新世界のビジョンの、最後のピースをもたらすことになる。

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マルクスとエンゲルスはやがて、政治的暴動や動乱をかいくぐって、まったく新しい労働運動の誕生を牽引してゆく。
労働運動はそれまで単発的で組織化もされていなかったのだ。2人の若者が率いたこの運動は、ルネッサンス以来の、世界で最も完成された社会変動へと成長していく。

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作品タイトル:『マルクス・エンゲルス』

出演
カール・マルクス・・・アウグスト・ディール
フリードリヒ・エンゲルス・・・シュテファン・コナルスケ
イェニー・マルクス・・・ヴィッキー・クリープス
メアリー・バーンズ・・・ハンナ・スティール
ジョゼフ・プルードン・・・オリヴィエ・グルメ
ヴィルヘルム・ヴァイトリング・・・アレクサンダー・シェーア

監督:ラウル・ペック
脚本:パスカル・ボニツェール、ラウル・ペック
撮影:コーリャ・ブラント
美術:ブノワ・バルー
衣装:ポール・マンジェーノ
ヘアメイク:アンヌ・モラリ
音響:ヨルグ・タイル
編集:フレデリック・ブロー
製作:ニコラ・ブラン、レミ・グレルティ、ラウル・ペック、ロベール・ゲディギャン
制作会社:Agat Films, Velvet Film
共同制作:ベニー・ドレクセル、パトリック・キネ
2017年/フランス・ドイツ・ベルギー合作/フランス語・ドイツ語・英語/118分/スコープサイズ/カラー
配給:ハーク

公式サイト:http://www.hark3.com/marx/
コピーライト:(C)AGAT FILMS & CIE – VELVET FILM – ROHFILM – ARTEMIS PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINEMA – JOUROR – 2016

4月28日(土)より、岩波ホールにてロードショー!(全国順次)

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