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映画『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』睡眠時の“⼼と⾳の関係”を明かす本編特別映像解禁が解禁 ―公開中

SLEEP マックス・リヒターからの招待状

『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』(公開中)の本編映像が解禁された

観客は開演した真夜中から明け方まで、会場に並べられたベッドに横たわり“眠っている間に聞くために作られた8時間以上に及ぶマックス・リヒターの【スリープ(SLEEP)】ライブ演奏を聴く。そしてそのまま本当に眠ってしまったり、歩き回ることも自由―。

本作は、ロサンゼルス野外のグランド・パークやシドニーのオペラハウス、アントワープの聖母大聖堂など世界各地のシンボリックな場所で次々と開催し話題をさらった“眠り”をテーマとするまったく新しいスタイルのコンサート【スリープ】の全貌とその裏側を、マックス・リヒターの素顔とともに追いかけたドキュメンタリーだ。

「睡眠時の心と音には結びつきがある」と直感していたというマックス・リヒター。そのアイデアをもとに“眠った状態のまま聴かせる8時間の曲”を作ろうとリヒターから相談を持ちかけられた、脳神経学者で友人のデイヴィッド・イーグルマンは、当初驚きを隠せなかったという。

「人間の脳の中では850億個の神経細胞が個別に活動している」「一方睡眠中はそれらの細胞が集団で動く、だから睡眠中の脳波を測ると緩やかな波が検出されるんだ」・・・では、脳波と親和性が高いのはどんなリズムか?どんな音の繰り返しがふさわしいか?

脳科学者と音楽家が会話を重ねることで、マックス・リヒターが目指した、徐波(ノンレム)睡眠時の脳波とリズムが調和する音楽が、どのようなプロセスを経て生み出されたのか。その一端をかいまみることのできるようなシーン映像となっている。

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